こんにちは。
今日は自分のこだわりとテクノロジーの進化は融合させるべきについてお話します。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
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‥では本題です。
最近思う事があります。
それは自分のこだわりを常にアップロードしなきゃなって事。
作り手のこだわりは、大小あれどみんなあると思います。
自分も語り出したら止まらないくらいあります。
ちなみにシフォンのこだわりを語った会はこちら↓
今回は何かをピックアップして話す会ではなく全体的な抽象的な話。
話を戻します。
こだわりは常に作り手に生まれます。
生まれ続けると言ってもいいと思います。
それは細かく食材の状態を観察して最善を尽くして作っていくから。
例えば、チョコレートに生クリームを入れて混ぜていき生チョコやガナッシュと呼ばれるチョコレートクリームを作る時も。
刻んだチョコを湯煎などで溶かして、そこに温めた生クリームを注ぐ。
油脂に水分が入るので、最初は強烈に分離しますがチョコレートの中の大豆由来のレシチンが天然の乳化剤の役割を果たして水と油が繋がっていきます。
いわゆる乳化。
その際に自分は、昔はバーミックスで更に強い乳化を促していました。
でもテクノロジーは進化していき、様々な機械が生まれ、より効率的に強い乳化状態を促していく機械が生まれます。
その事により、自分も
バーミックス→新型バーミックス→フードプロセッサーに変えていきました。
この事からも、作り手のこだわりもテクノロジーが進化していくので、それに合わせてこだわりもバージョンアップしていく必要があると感じます。
1番良くないのが、特定の道具ややり方に固執すること。
例えば昔のレシピで、材料をすり鉢で混ぜる。とか行程で書いてあったとしていても。
どうしてすり鉢なのか?
他のもので変わりは出来ないのか?
それよりもいいものはないのか?
などの発想が肝要だと思っています。
何かに固執すれば、ちょっと環境が変わるだけで品物が作れなくなります。
例を挙げれば
お菓子教室で作ったりしたら?
新型の機械や道具に変えたら?
新しい材料を使ったら?
本質を捉えなければ途端に品物が作れなくなるでしょうね。
肝心なのは、本質を捉えること。
もっと砕けて言うと、仕組みを知ることですね。
そうすれば、テクノロジーが進化して新しい技術が生まれたとしても、ちゃんとついて行く事も出来ます。
何より新しいテクノロジーによって、更に進化したお菓子作りをお客様に提供出来るチャンスが来るかも。
端的に言えば成長出来るチャンスですね。
自分は、つまらないプライドや意地でそのチャンスを逃したくない。
素材に素直でいる事は、そういう意味でも大切なこと。
「常にニュートラルに食材の良さをどうやって引き立てるか。」
その思いを大事にして行くためにも、自分のこだわりとテクノロジーの進化は融合させてアップロードしていくべきだと思います。
それではまた。