こんにちは。福井のお菓子屋西勘堂西畑雄介です。


今日は西畑雄介は無知であるについてお話します。


本題に入る前にお知らせをさせてください。


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‥では本題です。

最近読んでる本なのですが凄い面白くて。


タイトルが

「知識ゼロでも楽しく読める!哲学」です。


哲学と聞くと小難しい感じがしますよね。でも意外と面白い。そしてこの本は図書館で借りて来ました。


なので、もし難しくて読めなくてもノーダメージ。

そう思って、冒頭少しだけ読んで見て面白そうだったので借りました。


なんでも哲学とは、

「問いの学問」である。との事。


特に正解のない問いを考える事が哲学だそう。

例えば

青春とは?

人生とは何だろう?

知っているとはどういう事なんだろう?


などの客観的に言葉で説明する事が難しい答えのない問いを考える事が哲学的だと言う。


哲学を学ぶ事により、世界を新たな視点で見る事が出来たり思考力を養う事が出来る。 


特にスイーツを作る事は料理と同じくサイエンスがかなり重要。哲学を学ぶ事でさらに至高の領域に行けないかと考えています。


読んでいてとても面白い学問だと思っています。


その中で今一番興味深いのは、

「無知の知」

‥これは知恵のある人は自分が無知である事を知っているという意味。


そもそもこの無知の知を提唱したのは、有名な哲学者ソクラテス。


簡単に紹介すると


ソクラテスは、ギリシャのアテネで善い生き方を模索して毎日過ごしていた。


ある日アテネのアポロン神殿にいる時にお告げがあったという。

その内容は

「ソクラテスこそが、最も知恵がある」

というもの。 


そしてソクラテスはそのお告げに疑問を持つ。

そこで、ソクラテスは、知恵のある人に問いを仕掛けていく。

それは

「〜とは?」という形式でいろんな問いを仕掛け、「〜である」という形式で答えることを頼んで回ります。


詩人には「美とは何か?」

将軍には「勇気とは何か?」

賢者には「知識とは何か?」


それぞれ形を変えて質問します。

ですが、この質問等にどの有識者も答える事が出来なかったといいます。


この経験をしたソクラテスが、

知恵のある人は自分が無知である事に気づいているし無知を自覚している事が重要だといいます。


自分の無知を知っている人は、絶えず勉強し学ぼうという意欲があります。これを無知の知と呼ぶ。


逆に、自分は博識で知識があると思っている人は勉強をしません。これを無知の無知と呼ぶ。


前置きが長くなりましたが、西畑雄介は無知です。


もちろん、上記の意味ではなくホントの意味で。

まだまだ知らない事や体験していない事の方が多いです。


でも無知だからこそ、頭を空っぽにして素直に全力で学べる。


なまじプライドだけ高い人間になると

「今さら勉強なんて」と卑屈になりがち。


自分は無知で何も知らない弱者だからこそ本を読んで知識を補強したり、専門家に話を聞いて知識をつけたり。


そういう当たり前の事をしっかりと行う。

「当たり前の事を当たり前じゃないスピードで、誰でもできる事を誰にも出来ない速度で行っていきます」


自分は一生チャレンジャーでありたい。王者なんていうポジションはつく事がないと思います。だからこそ変化をし続ける事が出来て強くなれるはず。


だから西畑雄介は無知である。

それではまた。