こんにちは。マリですにっこり

 

私は昨年から、個人でA.N.D(アンド)という

子供服ブランドを立ち上げて運営しています。

 

 

    

子供服デザイナーで3歳女の子ママの

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このブランドは、企業のブランドのような量産型ではなく

受注生産という形を取っています。

 

その理由を、数回に分けてお話していきたいと思います。

企業のアパレルブランドでは

ほとんどの場合、洋服の生産後に

生地が余ります。

 

これは、生地にはそれぞれ

規定のメートル数があり、

それに対しての洋服の作成数によって

ほんの数十センチしか余らないものもあれば

数メートルと余る場合もあります。

 

注)厳密にいうと、大量に仕込まれた生地を

必要なメートル数だけをカットして使用する場合もあります。

こちらは、単価が安くて小規模のブランドさんや

トレンドのサイクルが早いヤング層向けの

ブランドさんに多いです。

 

このような余ってしまった生地は

ひとつのブランドのために作られた生地なので

再利用することが出来ずに

廃棄されてしまいます。

 

簡単な例ですが、たとえば

とあるアパレルブランドで年間で1000型の洋服を

3色展開で作るとしますね。

 

1色につき50cmしか余らなかったとしても

1000型×(0.5M×3色)=1500Mとなり、

 

年間で1500Mの生地が

廃棄されていることになります。

 

これはかなり少ない数量の例ですし、

世界には無数のアパレルブランドがあります。

 

そうなると、残布の廃棄量だけでも

天文学的な数になることは

容易に想像できますよね驚き

 

実はアパレルの生地や在庫の廃棄問題は

食料品の廃棄問題にも勝るとも劣らない

深刻な社会問題なのです。

 

 

…と、かなり壮大なお話になってしまいましたが

本題に戻しますね真顔

 

 

この数センチ、数メートルの生地を再利用して

何かできないかな、、と

デザイナー時代の取引先に相談したところ、

 

無地などのブランドの著作権に関わりそうにない生地であれば

提供していただけることになり、

A.N.D.を立ち上げるきっかけとなりました。

 

そして、この余り生地からは
子供服の場合、少なくて1枚

多くても5枚ほどしか作成することが出来ないので、
必要とされるサイズのみでお届けをしたくて

 

受注生産とさせていただいています。

 

世の中には、たくさんのかわいい子供服に溢れていますが

『環境に配慮された洋服を選びたい』

という方に、

A.N.D.の洋服が届いてくれると嬉しいです飛び出すハート

 

 

ということで、本日はここまでにっこり

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました飛び出すハート

 

 

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