先日のスハフ12 801号車に続いて今回はスハフ13 801号車




この車は1978年10月12日にスバルで有名な富士重工業でスハフ12 148として新造され急行さんべ5・6号(805レ、806レ)を目的で米子客貨車区に配置
以後急行さんべ等で運用された
1984年2月のダイヤ改正で急行さんべ5.6号は臨時化に格下げとなり運用離脱になるもの引続き団臨で活躍
1986年11月のダイヤ改正で普通列車にも使用
その間に民営化前後で組織改正となり米子客貨車区と米子機関区を統合され米子運転区更に民営化後、米子運転所(現在:乗務員部門のみ存置)となったが1997年3月の組織改正で乗務員部門以外全て後藤総合車両所運用検修センターに改組された
運用面は50系客車の運用が88年頃をピークに次第にDC化や12系にシフトされた。しかしこれも長くは続かず92年頃から徐々に縮小され最後まで残ってた豊岡―米子間(521レ、522レ)を以って1997年秋頃に完全DC化され12系は大量に余剰状態となって結果的に大半は海外に譲渡された。当車もそれに廃車も検討されたもの車両状態も良好だったこともあっておろち号の白羽の矢となって1998年3月27日にスハフ13 801に改造・改番された。翌月から奥出雲おろち号先頭車として長年使用され2023年11月23日を以って運用終了した
結果的に新製配置から組織改正に伴う事は別にして一度も米子から転属することも無く一生この地に留まった
除籍予定2023年11月X日
特徴としては先頭車改造ということで運転台設置や木製テーブル設置、後部2枚扉撤去穴埋め、クーラー、ベンチレーター撤去も見受けられた。
内部に自販機も設置されたが近年は定かで無いので不明です