二世帯同居生活をするヨメです。

 

同居を初めて10年になります。

小学校入学直前だった長子も高校生になっています。

 

★★★★★★

 

先日、同居は果たして楽になるのか?という記事を書きました。

 

答えは、NO!

 

さらにもう一つ、思い出したエピソードがあるのでご紹介します。

自分が孫を迎えることになった時のためにも肝に銘じておきたいと思っています。

 

 

★★★★★★

 

小さな子どもは普段何もなければ穏やかに過ごせるし

とってもかわいいものです。

でも、自分の気持ちを感情的にぶつけてくることがあります。

多くは「感情をうまくことばにできない」という理由から

ただただ泣きわめいてしまうというもの。

 

でも、大きな声で泣いていると

何とかできないものか、と周りは焦ってしまいがちです。

 

その昔、母親だった義母は、子どもを泣かせたままにするなんてこと、

しなかったのかもしれません。

もしくは、子どもを泣かせるような子育てをしなかったのか。

 

子どもがまだ小さかった時、

何を言っても母の声が届かず、

泣く一方だった時に

私はこれ以上子どもに向き合っていたら自分が壊れかねないと思い、

耳に蓋をしました。

そして、子どもから少し離れたのです。

泣いたままの子どもを放っておくことにしたのです。

 

二階の部屋で子供は泣いていました。

あえて義両親のいる階下の部屋で他の家事をしたのです。

 

すると、義両親に

 

「泣いているからかわいそう、見に行ってあげて」

 

と言われてしまいました。

 

もちろん命の危険はないのを確認してから子どものそばを離れたのですが

やはり泣いている子どもを放置するのはジジババ的にはダメだったみたいです。

 

自分の両親だったらちゃんとわかってもらえる説明ができたのですが

この時の私の説明は言い訳にしかならなかったようでした。

 

★★★★★★

 

泣いている子どもに一生懸命に向き合う母親は偉いと思います。

でも、

これ以上そばにいたら子どもを傷つけるかもしれない、

それならばちょっと距離を置こう、と判断するのも

間違いではないと思っています。

 

ジジババの立場になると無条件に孫を笑顔にしたいと思うのかもしれないけれど

母だって頑張っているのだよ、と言いたい。

 

ネガティブな話が続いていますが

 

自分がジジババ世代になった時に

母親世代を追い詰めないように、

備忘録としてここに書いておきます。

 

大人の目がいっぱいあっても

母親を追い詰める可能性がある。

これは二世帯同居に関係なく、ですが

自分はそういうジジババにならないようにしたいと思っています。