ニセコでビジネスをしたいという方々から、よくご連絡を頂きます。
しかし残念ながら、最も外国人観光客が集まる「ニセコひらふエリア」の不動産のおよそ9割は外国資本の所有です。
高い金額で土地を買い、札幌の1.5倍〜2倍近くの建設費をかけて建てられた物件を借りるのは大変です。
家賃は通年でかかりますが、忙しいのは冬季間の12月から3月までの4ヶ月間。
坪単価が4倍になるという意味にも取れます。
フードトラックでニセコに参入したいという方も増えていますが、良い場所ですと1シーズン100万円/ 台の場所代がかかり、来年は更に値段が上がると言われています。
最近の不動産開発事情は、北海道で大型の物件工事を施工する業者が見つかりにくくなっています。
理由は千歳で工事中の半導体工場「ラピダス」にゼネコンが取られているから。
札幌駅周辺の再開発も進められている中では、ニセコに工事業者が回って来にくいと聞いています。
更に拍車をかけて深刻なのが、物価高だそうです。
建材のコストや工事代、更に土地の値段も上がり、損益分岐点が沸点を迎えているようです。
地元住民の声を聞くと、もう開発を止めなければ駐車場不足や渋滞、水不足や季節変動など
観光公害と言われるオーバーツーリズムが進む一方。
市街地に住む住民の方々は、もう観光推進はしないで欲しい。
外国人のための開発にお金をかけているのに、我々住民のためには何もしてくれない。
そんな感情論が噴出しているのも理解できます。
しかし不動案開発を止めると、観光客が来なくなるから開発し続けた方が良い。
そんな、持続可能性を無視した意見を言う外資系デベロッパーがいるニセコエリア。
すでに開発可能な土地はほぼ外国資本に代われていまっていますが、これ以上広がらない為の法律がない為山林や農地が買われていっています。
農地は、農家さんや農業生産法人でなければ購入できません。
ですが、外交資系の不動産デベロッパーなどは、10年以上前から農業生産法人を立ち上げるなど、準備を整えてきました。
日本は開発に対する容量規制や、外国資本による土地の買収に対して法整備が全く言って良いほどされていません。
それに気付いて声を上げている議員も殆どいないのが現状です・・・
経済が弱くなった日本では民主主義=資本主義へとすんなり変化、マネーファーストへ。
ただし、資本主義は所有権主義であるという事にはまだ気付いている人が少ないようです。
日本の株や国土が外国資本に所有権が移るとどうなるのか。
そういった情報をニセコエリアから動画でも発信して行く事に致しました。
出来る範囲でとなりますが、第一弾は豪華ゲストとのニセコの視察動画をお届け致します。
近日中にアップいたしますので、アップ完了次第お知らせいたします。