映画ブラックフット
樹海で起きた衝撃の実話
...を基にした映画『ブラックフット』
ホラーより怖かった。
パケみると『ザ・ワイルド』みたくクマ対決しそうですが違います。
そういうエンターテイメントではありません。
実話題材ですから地味なのに、なぜこんなに怖いんだ
樹海で迷ったパニック感や
限界突破で折れそうな心
心象の描写は派手な演出じゃないのに妙に共感しちゃうんです。
「何回も来た事あるから大丈夫!着いてこーい」
という人に連れてかれた場合、私だったら危機感ゼロになると思う。
装備もまかせっきりでおしゃべりハイキングになりそう
だけどもし、その人とはぐれたら・・
必要なのか分からないけどこんなん持ってきてみた、くらいの用心は怠ってはいかんと思いました。
主人公の女性はそこのとこしっかりしてるな、と。
その辺りもリアル。
そう、リアルな恐怖なんです。
レビューでもよく引き合いに出されてますが確かに『オープンウォーター』の森バージョン。
でも実際に襲われるので『オープン~』より怖いです。
思わず
「わ・・やだーッ!!」
「うぅ良かった」
って声に出ました。(実話)
ところで原題は『BACKCOUNTRY』なんですがどういう意味なんだろう。
1.おうちへ帰ろう
2.田舎へ帰る
3.帰国←
最後までみた感じでは
4.自然に帰れ
って意味を含んでるのかなと思いました。
大自然で驕りが招く結果はこうだよ、という警告
文明社会で常に緊張感を持ち続ける事なんてないからなあ。
私の場合アウトドアることもないですが