庭があるご家庭で必ず直面するのが雑草問題です。

 

土が露出していると、どこからともなく雑草の種が飛来し、それが繁茂してしまいます。

みなさん、どのような対策をとっているでしょうか?

 

○刈払機

我が家はまだ庭の半分以上が土壌むき出しです。

ある程度草が伸びてきたら刈払機で一掃する方法をとっていましたが、これだと雑草は全くなくなりません。刈払機を使うには一定の草高が必要になりますが、そこまで伸びる頃には種子が四方にばら撒かれるので一向に草がなくなりません。この方法は根本的な解決にもならずお勧めできません。

 

○草削り

以外に有効な方法でした。土壌より上面に出ている草を草削りと呼ばれる鍬のような道具で削り取ります。根は残りますが、草高が低いうちに対処できるので花が種子を飛ばす前に対処できるため、明らかに繁茂速度が落ちたように思います。軽くてよく切れる長柄の草削りを準備しておけば気づいたときにしゃがまずに除草できるので、現在我が家の防草対策の主力です。

 

○除草剤

我慢ならなくて撒いた事があります。ラウンドアップのようなグリホサート系除草剤は現在生えている草は綺麗に枯れますが、地面に落ちた種子には効きません。特に無管理の土壌ではすぐに次が生えてきますので効いた気がしません。

また顆粒状の除草剤は一定期間効き続けるのでしばらく草が生えてくる事はありませんが、雨等により薬剤が移動し、花壇に流れ込んで枯らしてしまいました。グリホサート系に較べて使い方が難しく、小さい子供がいる家庭では安全性を考えると使用を躊躇います。

両方の共通点として、除草剤を掛けた場所には雑草の代わりに苔が生えてきます!

 

○砂利敷き

昔からある対処法で砂利敷きがありますが、よっぽど深く敷かないと根強く生えてきます。

しかも土と違って草削りも使えないため、一本ずつ手で抜く羽目になります。

クローバーのように抜こうとしても葉だけ千切れてしまうような雑草だと手に負えません。。

我が家では砂利を除けるとすぐ土が露出してしまうような厚みしかないため、殆ど防草になっていないのが実態です。

ちなみに嫁の実家では10センチ以上の深さで砂利を敷いているので、殆ど草が生えていません。本当に防草としてやるなら相当量の砂利を入れる必要があります。

 

○レンガ、インターロッキング

草は土に生えるものなので土の露出面積を減らす上で有効な手段です。この方法をとる場合は目地に土が貯まらないようにすることが重要です。

我が家ではレンガ敷きの場所については目地にモルタルを入れていましたが、経年劣化により目地がひび割れ、そこに土が入り込んで、そこから草が顔を出すようになりました。インターロッキングは普通目地埋めしないので普通に隙間から雑草が顔を覗かせています。

雑草の繁茂は減りますが、やっぱり手入れしないとみっともないです。

 

○防草シート

最近出回るようになった防草シートですが、むき出しだと景観がよくないため、通常は砂利敷きとセットで施工されます。

親類が業者委託でかなり広い面積を施工しましたが、最初の2,3年で徐々に草が生えてくるようになったそうです。やはり上を歩くことによりシートが傷ついたり、余所から飛んできて溜まった僅かな土埃を寝床に生えてくるようです。中には下から突き破るように出てくる雑草もあるとの事。雑草恐るべし。

 

○コンクリート敷き

雑草対策で最強なのはコンクリートで土壌を覆ってしまうことです。

我が家ではやっていませんが、実際にやったおうちの方に伺ったところ、ほぼ恒久的に草取りから解放されますが、同時に夏は非常に高温になるそうで、庭に出ていられないとの事。

また晴れた日は非常に眩しくて目を開けれていられないそうです。

そのため用もなく外に出ることもなくなるという悲しい結末に…。

 

○固まる土

これも最近出てくるようになった資材で、土の触感ですがカチカチに固まります。

我が家でも検討してはいるのですが、施工しているおうちに聞いてみると万能でもなさそうです。まず草は基本生えなくなりますが、苔はだんだん生えてくるようです。また時間とともに土自体が変色して汚くなる。強い衝撃を加えると割れる。施工は非常に簡単らしいのですが耐久性に不安があり、何より仕上がりの安っぽさに較べて値段が高い。

 

雑草対策といってもいろいろな方法がありますが、これが一番!という方法がなかなか見つからないのが悩み所なのでした。