手を繋いで
白い道を歩いてた
貴女の手は
優しくて暖かかった
私は少し上を向いて
訪ねたんだ
-なんでこんなに真っ白なの?-
貴女が答えてくれたのは
子供の私には
まったく理解できないような
難しいこと
だけど
たぶらかさないで
ちゃんと答えてくれていたんだ
空気が寒くて
ほっ と息を吐けば
二酸化炭素が
空中に白く写った
楽しくてずっとやってたら
上から優しく貴女が笑ってた
-寒くない?-
そー言って
私にマフラーをかけてくれる
私はそのマフラーを
気に入って
-大きくなったら、ももにあげるよ。-
いつか貰える日を
楽しみにしていたんだ
今 飛び込みたい胸は
大きくて逞しい胸じゃなくて
小さくて弱々しい胸
私が飛び込んだら
そっと頭を撫でて
あのマフラーを
私にくれる胸
寒い季節は大好きだよ
だけど
こんなに雨が酷いと
寂しくなって
逢えるはずのない人に
逢いたくなってしまう
ものですね
寒いから
マフラーほしいなぁ