よくある質問(4) | 函館の家庭教師・個人塾

函館の家庭教師・個人塾

メールによる教育相談を随時受け付けています。
受験の最前線で戦っているプロ講師が適切なアドバイスをします。
匿名でも構いません。お気軽にどうぞ。
お問い合わせは、 nirvana.since1999@gmail.com

Question: 幼稚園児や小学生の英語教育についての意見を聞かせてください。

 

Answer: 小学校で英語教育が始まるということで、いろいろと心配なさっている保護者の方も多いと思います。そこで私個人の考えをお伝えしたいと思います。個人的には、英語の早期教育には反対です。まずは、母国語である日本語をしっかり学ぶことが大事だと考えています。確かに、週に1、2回英語を勉強したからといって母国語である日本語の習得に影響が出るとは考えにくいですが、小さい子供の脳が長期的にみてどのように影響されるかはわからないので、とりあえず反対しておこうと思うのです。遺伝子組み換えのジャガイモみたいなものです。長期的な人体や環境への影響がわからないので、とりあえず食べないでおこうかなと。たくさんの専門家がいろいろな意見を言っているので、最終的にはご自身で判断されるのが良いと思います。

              小・中・高とたくさんの生徒を指導してきた中で感じている事があります。高校で英語ができない生徒は中学英語に課題があることが多く、中学英語ができている生徒は小学生の時から英語を勉強していることが多いということです。つまり、『小学校時代に英語を勉強している⇒中学で困らない⇒結果高校でも困らない』という図式が成り立っているというのも事実なのです。これは、小学生の時から英語を勉強していると英語に対する苦手意識は持っていないので、すんなりと中学英語に入っていき、そのまま英語の勉強を継続していけるからでしょう。中学英語は細かい文法がどうのこうのというよりは、ガンガン慣れて身につけようというスタイルがうまくいくので、勉強時間が確保できない生徒は苦戦します。だから、コツコツ勉強するタイプの生徒が英語を得意にしていることが多いのです。逆に言うと、小学生の時から英語を勉強していても、中学でコツコツ勉強しないと、中1の後半や不定詞を学ぶ中2あたりでつまずいてしまうということでもあります。

              私は英語の早期教育には反対ですが、小学校でも英語が正式な科目になるということで、かなりお問い合わせが多いので、小学英語の集団授業を始めようと考えています。もし小学生が英語を勉強するというのであれば、中学、高校と先々まで見据えて、小学生のうちにすべきことを指導していきたいと思います。小学生を教えるには、中学で何を教えるかを考えるべきだと思いますし、中学生を教えるには、高校で何を教えるかを考えるべきだと思います。そして高校生を教えるには、その先の大学生、社会人にとって何が必要かを考えるべきだと思います。

              小学英語の具体的な指導方法や授業内容は、お問い合わせをいただいた保護者の方に個別にお教えしていますので、ここでは割愛させていただきます。また、無料体験授業も受け付けていますので、それをご覧になればどういった内容かは一目瞭然なので、百聞は一見に如かず、興味のある方はお問い合わせください。