ナオミは、ずっと勘違いしてた。
御主人様は、ナオミのことを愛してくれてるって。
わたしはきっと、愛をはき違えていたと思う。
だって 御主人様にわたしを愛して欲しいって
心の奥底で思ってるかも知れないから。
御主人様はずるい。
わたしがいろんなこと諦めてわきまえたら
耳元で わたしはお前を愛している って
甘く甘く囁く。
嬉しくて有頂天になったら
突然目も合わせないで
わたしはお前を愛してなどいない。愛さない。
責めに耐えたからご褒美をくれてやってるだけだって
わたしが泣いて疲れて諦めるまで言い捨てる。
わたしはどうしていいか分からなくなる。