ずっとヨーロッパの映画監督について書かせていただいていたので、今日は好きな日本映画のお話を＾＾
岩井俊二監督のことは、もう特に説明はいりませんよね＾＾
※画像はお借りしています
岩井俊二監督の「リリイ・シュシュのすべて」は、私にとって特別な映画
でも、観るのには勇気がいる（笑）
見るとすごく心が痛くなるから（＞＜）
美しい映像と音楽。
若さという「残酷さ」と「強さ」と「弱さ」がこんなに切なく哀しく描かれている映画は、きっと他にはないです。
正直、私もなぜこの映画がこんなに好きなのかがわからないのです（笑）
でも、みんな傷ついていた。
みんな弱かった。
そしてみんな強かった。
ひとりひとりの登場人物がとてもみずみずしいんです。
傷ついて死ぬことを選んだ少女。
傷ついて生きることを選んだ少女。
そして本当は親友になれるかもしれなかった主人公と不良少年。
ひとりひとり見ていて歯がゆく、そして愛しい。
そんなふうに感じられる映画です。
若い人にも大人にも見てもらいたい映画です。
リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]/市原隼人,忍成修吾,伊藤歩
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あと、岩井俊二監督の映画で初めて見たのはこれ＾＾
- undo [DVD]/山口智子,豊川悦司
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これは映像が最高です！
豊川悦司さんと山口智子さんの美しさも最高ですが、とにかくこの映像の美しさは言葉になりません！
夫と時間を共有できない妻が、「縛られたい」という欲求にかられ、いろんなものをしばっていく、そしてさらには自分を縛って欲しいと夫に要求。
だけど、どんなにしばられても満足できなくて・・・といったお話。
なんか文字にすると変態映画みたいですが（笑）そうではなく（＾＾；
私の解釈では、もっと強く夫と結ばれたい、繋がりたいという思いの表れが「縛られる」ということだったんじゃないかな、と思うのです。
人の心理は深いですね（＾＾；
そしてこれも大好き＾＾
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こちらもとても映像が美しくて＾＾
松たか子さん演じる恋する少女の「恋の奇跡」を描く短編映画なんですが、いやー、初々しい
映画も松さんも＾＾
私はこの映画で松さんのファンになりました！
人を好きになる、ということの純粋さや、何も求めずただそばにいたいと願う主人公のピュアな愛情が、本当に見ている人を幸せにする映画です＾＾
書いてて思ったけど、私は岩井監督の映像がとても好き＾＾
登場人物はみなみずみずしくて、目の前にいるようで、触れられそうで触れられない。
でも、みな「弱く」て「強い」、そして儚い。
人間ってそんなものなのかもしれませんね。
だからこそ、自分を生きなきゃ、ね＾＾サロンのご案内兵庫県川西市美山台１丁目
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