夏っちゃんのその後。。。
少し長くなります
夏っちゃんへ元気玉やエールを送って下さった皆さま、ありがとうございました

お陰さまで 現在は食欲も戻り 仕事から帰宅すると たまにですが出迎えてくれるほどまでに回復しました

去年夏、突然 末梢性の前庭疾患を患い 数ヶ月間、ステロイド・抗生剤・吐き気止め・脳圧を下げる薬で経過観察
斜頸以外の症状は無くなったので、現在は投薬なし
斜頸に関しては 当初 担当医からも「もしかしたら このままかもしれない…」と伺っていたので、悲しいけど想定内
そんな中、毎年2回受けている健康診断の時期がやってきた
もしこれで目立った異常がなければ、また預かりとして復帰をしようと決めていた
健康診断は12月に受けたけど、年末年始という事もあり、結果を聞きに病院へ行ったのは先週の月曜日
りんちゃんは全く問題なしの健康体。
そして夏っちゃん
異常が見つかった…
毎回 肝臓の数値では引っ掛かっていたものの、再検査では正常の範囲内に戻っていたので、肝臓に関しては少し楽観してたのかもしれない
今回も肝臓の数値が大幅に基準値から外れていて
ALT/138 U/L
ALP/613 U/L
GGT/10,1 U/L
AST/48 U/L
と、どれも高値
超音波検査では、右副腎が肥大している事が分かった
担当医の所見は クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の疑いあり。
翌日、再検査のため病院へ
朝預けて 仕事が終わった後お迎え
再検査の結果。。。
数値は戻るどころか、逆に高くなっていた
ALT/283 U/L
ALP/748 U/L
GGT/10 U/L
AST/52 U/L
この日はACTH刺激試験も一緒に行い、数値は22,7ug/dL
掛かり付け病院の検査機関では 18-22ug/dLが正常の範囲内なので、僅かだけど外れているのでクッシング症候群に合致する
ただ、夏っちゃんの場合、多飲多尿・食欲増加・疲れやすい・左右対象の脱毛等といった臨床症状がない
クッシングはホルモンの病気なので、慎重に…且つ、幾つもの検査をした上で確定診断される
夏っちゃんに臨床症状がないので、素人の私の考えでは「本当にクッシングなんだろうか?」という疑問は残っているけれど
クッシング症候群の原因は3つ(下垂体性なのか副腎性なのか医原性なのか)あり、それを鑑別するには高容量デキサメタゾン抑制試験をしなければならない
夏っちゃんは 脂漏症の治療と前庭疾患の際にステロイド薬を投薬しているので、医原性も考えられるが、これについては再検査の際に行ったACTH刺激試験で2-6ug/dLだった場合 医原性が合致するが、22,7ug/dLだったので医原性ではない
そして、再検査の2日後に高容量デキサメタゾン抑制試験を受けた結果、
夏っちゃんは下垂体性(下垂体腺腫)クッシング症候群と合致
ただ、ここまで分かっていても投薬は開始できない
薬の種類や量を決めるにも この下垂体腺腫がどれくらいの大きさなのか
前庭疾患の斜頸も残ったままだし、適当な量の薬を投薬するには怖すぎる
担当医と相談した結果、夏っちゃんにとって少しリスクがあるけれど、CT検査を受けて腺腫の大きさを見極めてから投薬を始める事になった
全身麻酔ではないものの、鎮静をかけてのCT検査…
正直 怖い。
医療に100%はない
ただただ夏っちゃんの生命力を信じるという想いだけで明日(というか今日)14日に CT検査を受ける
夏っちゃん頑張れ~
どうか無事に終わります様に
