<The Tuders>のシーズン3,4を観ました。
う~ん、長い長い映画を観終わったかのような気分。。。
もともとヘンリー8世が嫌いだった私は、やはりこのお話をみても好きにはなれなかったのですが、
演じるジョナサン・リース・マイヤーズには引きこまれてしまいました。
若い頃から晩年・死の直前まで彼一人で演じていたのですが、
シーズン4では老年になったヘンリーを見事に演じていて、
若く生き生きとした青年時代には考えられないほど気難しく気まぐれで、
しかし近づいていく死への恐怖に苛まれた姿が描かれていました。
単純な私は、ジョナサン・リース・マイヤーズと言う人が、
長年の撮影を経て現在(老年とは言わないまでも)50代くらいになっているのではないかとさえ、
思ってしまいました。
ヘンリー8世のドラマということで、
シーズン3,4にもたくさんの女性が出てきました。
もともとアン・ブーリンの印象が強烈すぎて、ジェーン・シーモアという人にあまり興味がなかったのですが、
このドラマに出てくるジェーンは、
美しく清楚で落ち着きもあるとても素敵な女性として描かれていて、
私にはヘンリーの横暴で身勝手な性格の対をなすオアシスのような存在でした。
やっぱりブロンドってステキ☆
キャサリン・ハワードは若く、
窮屈な宮廷の中ではああいった過ちを犯してしまうのも理解できなくはないナ。。。私は小心者なのでありえませんけど。
今の時代の男性しか知らない私には、ヘンリーが冷たすぎる気がしました。
アン・オブ・クレーブズも控えめで慈愛に満ちていて素敵だった。
遠い異国から嫁いできて顔がいやだからと拒否されてしまうなんて、
なんて辛かったことでしょう。
この時点でやっぱりヘンリー8世は嫌いと確信しました。笑。
最後のキャサリン・パー。
メアリーやエリザベスに王女として復権させた方として、
きっと気配りと思いやりのある女性なのだろうと想像していたのですが、
ドラマのキャサリンは想像をはるかに超えるステキな女優さんが演じてらっしゃいました。
王妃の器という意味では、
キャサリン・オブ・アラゴンにも匹敵するほど
気品があり、美しく、たおやかで、
年老いたヘンリーがこの女性のそばでなら安心していられたのだろうな、と思える雰囲気。
そして
キャサリン・オブ・アラゴンにはなかった頭の回転の速さで、
自分の危機をも脱する。。。
女性としてお手本にしたい王妃様でした。
こうしてヘンリー8世の半生を見ていると、
果たしてこの人は幸せだったのだろうかと考えてしまいます。
もちろん、
国を束ねる王としての責任や資質が求められた時代ですから、
その重みを重々感じ、常に孤独との戦いをしていかなければならず、
幸せなんていう概念そのものが存在しなかったのでしょう。
でも、
同様の重責を担った王妃の存在をもっともっと大切にし、
一人の方と添い遂げることができたのならば、
つかの間の安らぎを得ることが可能だったのではないでしょうか?
……そう考えてしまうのは、私が現代に生きる女性だからなのでしょうね。
もっともっと、
歴史の中の方々の本音が知りたくなったお話でした。