現在 国立新美術館で開催されている
ルノワール展
をみに行って来ました。


ルノワールは、
私の母が大好きな画家で、実家の二階には私が物心ついた時から<帽子の女>の絵が飾られていました。(もちろん本物ではありませんが……汗。)

その為、
私にとっても馴染みの深い画家で、ルノワールの絵を観ていると不思議と心が穏やかになります。




国立新美術館が開館した時は大々的にモネ展が開催され、

館内には長蛇の列ができていました。

印象派は日本人がとても好きであると聞いたことがあったので、
きっと今回も混雑するだろうと覚悟を決めて行きました。
ただ、
少しでも空いているよう、金曜の午後を狙って。。。





私の予想に反して、
館内はパラパラと人がいる程度で、ルノワールの作品をゆったりとして観ることができました。

展示の規模の違いはもちろんのことですが、
作品を観ていくと、
国内にあるものが多かったので、そういったことも空いていた理由の一つかもしれません。


絵に関しては全くの素人の私。

自分なりの楽しみ方しかできず、

ルノワールの筆のタッチを絵に近づいて感じたり、

遠く離れて絵の全体像を観たりして、思う存分にルノワールを感じました。


空いていると、

ストレスなくこうしたことが楽しめていいですね。


彼の筆のタッチを見ると、

絵を通して、約100年の時を超えてもなおルノワールが息づいているように感じました。


私は幼いころから音楽を勉強してきたのですが、音楽は生ものであるとよく言います。

その場その場でしか出せない音があるから、です。

ですから、

モーツアルトが作曲した曲であっても、

その時その時で新しいものが作りだされていく面白さがある一方、

一度奏でた音楽はもう二度と出会うことができないという側面が音楽にはあります。


しかし、

同じ芸術でも絵画は違いますね。

もうなくなっている画家の魂や人生を現代でも肌で感じることが出来るように思います。

もちろん、解釈は三者三様ではあるのですが。。。


描かれたご本人が亡くなっているのに、

絵が残り、後世の人をも魅了しているということ。

なんだか不思議なことのようにも感じます。

うまくいえないのですが、物質と人との関わりの不思議というか……。




会場は、

現代の科学技術で絵を解析したコーナーもあり、新しい感覚で絵画を楽しむことができました。

東京での展示ののち、

関西でも展示が予定されているようです。

ご興味のある方はぜひお出かけになってみてください。