ブラジルは治安の悪い国だが
私はただの一回も怖い思いしたことはない。
空き巣に入られたり
スリにあったり
それらはあるが
身に危険を感じるような怖い思いをしたことは無い。
子供の頃はサンパウロ
それからリオ。。。
リオではファベーラの近くで6年間。。。
アマゾニアでもだいぶ危険な所へ行っているし
油断がないというのにはほど遠く
なんかおめでたいって感じな性格だ。
怖さを感じないから狙われないのかも。。。
でも
ダンナサンに守られているのは確かだ
彼は非常に敏感で
「ちょっとリラックスしなよ。」
なんて言うほど用心深い。
長女は怖い思いしたことがある。
これは
「パパィには言わないで」と言われたほどの話。
心配かけたく無かったのだろう。
。。。。。。。。。。。。。
あの夜、仕事の関係で友達の家でミーテェングがあった。
午後9時頃。。。
セントロのちょっと危ない地域だったが
地下鉄駅から歩いて10分位。。。
タクシーでいくべきかどうか迷いながら行ったらしい。。。。
彼女の話。。。。
『駅で降りると割合と人の行き来が多かったの。
ほんの2ブッロクだと歩き始めてね。
少し歩くと
急に人影が少なくなった。
「やばいかなーでももう少しだから。。。」と早足で歩いていったの。
バスの停車場に
何人かの人相の悪い連中が見えたんだよ。
引き返すことは出来ないし。。。
普通ならそのまま何気なく通り過ぎて何事も無かったと思う。
だけど
リュックの中は
仕事用に貯金叩いて新しく購入したカメラ持ってたんだ。
ママェ、もしあのカメラ持っていなかったらあんなことは起きなかったと思う。
一生懸命警戒心見せない様子で通り過ぎた。
そして
すぐ後
話声と足跡が聞こえて。
つけられるれているのか。。。
確かめるために
とんでもない場所で横断したんだよ。
あのグループも横断した。
つけられてる。
マジで。。。
でも
走り出したら絶対にアウトだ。
角を曲がった瞬間走り出したんだ。もの凄い勢いで。。。
パラパラって足音が後ろに聞こえた。
必死で走ったら
有料駐車場が目に入って。。。
走り込んで必死にガードマンを探したけれど
誰もいなかっんだよ。
沢山の車の中で
何が建物があってね。
ドアまで走り必死で叩いたんだけど
誰もいなかった。
でも
ドアは開いていたんだ。
事務所とキッチンでね。
暗い中を手触りで入って
キッチンの冷蔵庫の横に隠れたんだよ。
カメラは冷蔵庫の後ろに押し込でね。
鼓動と呼吸だけ聞きながら
落ち着くんだを自分に言い聞かせてね
数分間。
ケラケラと笑う声と
駐車している車の盗難防止ブザーが次々響いて。。。
生きた心地しなかった。
だめだ。。と目をつぶって息を秘めていると
音がだんだん遠くなり再び静かになったんだ。
どうしよう。。。と思ってね。
突然光りが指してきて
隠れ家から這い出して
窓から見たら車が一台、駐車場に入ってきたんだ。
気違いみたいに走り出し
窓を叩いて
「助けて!!!」と叫んだんだけど
窓を開けてくれないんだ。
半狂乱になって叫び続けたら
その人が指さしていることに気がついた。
気がついてなかった他の建物があって
二階の窓には明かりが
そして外側には
階段。。。
必死で走って
階段、登って
ガードマンの部屋に入ったよ。
ガードマンはね。
すでに警察は呼んでいたって。
そして
私が走り込んで隠れていて
その後ギャンクが入った事も全部知っていたよ。
静かになったのはね
彼らが立ち去ったからではなく
まだ車の陰に隠れていたって。。。
日常三時な出来事なんだって。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あれから
長女との約束は
いくら近くてもタクシーを使う。
そして
カメラは保険にかけること。。。