恋人の日 | サバンナとバレエと

サバンナとバレエと

ブラジルからの便り

明日は恋人達の日。

私達夫婦はちょうど6月12日に付き合いだした。

だから

毎年忘れずにいる。

肝心の結婚日は8月とは覚えているけど

日にちは結婚証書を見なければ思い出せない (二人とも、あはは)。


一緒になってからの年数は長女の年プラス一年だ。

今年で26年。一人で過ごした人生より一緒に過ごしたほうが長くなった。


知り合った頃のダンナさんは実に若かった。

写真を見ると

まだ顎の線も細く鼻ばっかり大きな少年の面影。

皮膚の薄いので目尻にはすでに笑い皺がくっきりはいっていた。

あれから体重はニ十キロ近く増えてるし

顎の線もがっしりした男らしい顔になっている。


しかし写真を見ていると

変まったく変わってないものもある。

昔から羨ましいほど澄んだ目をしていた。

白い部分は子供の瞳のような青みを帯びていて

虹彩も何も曇りのない

目の中を真っ直ぐ覗き込むような視線。

笑い皺も昔から変わってない。


長い間一緒にいれば変わっていく中でも

昔からの面影を見つけ出していけるのだろうと思う。

年をとって曇りのある瞳になっても。。。


お互いに

若かった頃の面影や仕草や表情を。。。

毎日見つめ、続け決して見失うことは無いのだろう



そんな感じがする。