４年前、こちらに引っ越してきた頃も雨季の季節だった。
何もかも珍しく私達の目に映るものの中で一番興味深かったことは水との関係だった。
あの年はとくに降水率が高かったのでリオブランコ川も６メートル以上も上がった。この辺は平地なので水量が上がると広い地域が水のしたに沈むことになる。
そうゆう地域に住んでいる人々は雨季の期間ほかの地域に移っていきまた乾季に帰って来るような生活をするそうだ。あの頃屋根だけ見える多くの家を見て非常に奇妙な思いをしたっけ。
何処もかしこも大きな水たまりになりサバンナは多くの湖に変身する。ジャングルでは数々の小川が流れ始め、数多くの哺乳類や鳥が活気づいてくる。リオブランコの川沿いのジャングルには川水が入り込みボートで森のなかに入れるようになる。