補選投開票日より一週間が経ちました、いよいよ今回は選挙戦について振り返ります。

 

さて今回の補選、単なる欠員補充の選挙と捉えればそれまでですが、そもそも市長選無投票の公算が高いといわれていた関係もありまして、ごく一部では「市長選の代理戦争」と位置付けている方もおられたようです(希望も含めて)。

 

本来ならば首長の選挙を通して、前期の市政運営について論戦論評が交わされ、また次期の市政運営方針についても市民が考える機会となるのが理想ですが、そもそも都城市や多くの地方自治体がそのような状況であるかというと、大きな「?」がつくのは皆さんがお感じになられている通りだと私も思います。

 

そんな中で市長選が無投票であったことに対し「池田市長の市政運営が抜群だから対抗馬も出ることが出来なかった」とか、「市長選無投票とは都城市政史において快挙だ」とかコメントしている人たちがいましたが、そういうのを見ると「何だかなぁ~、そう言うことじゃねーよなぁ~」と感じるのは私が天邪鬼だからでしょうか……?

おっと話が逸れました、市議補選のことでしたね。

 

そう言う訳で補選に関して、市長の市政運営について大きな議論になったかというと、「そんな話は殆ど聞こえてこなかった」というのが私のところに届いております関係者の声です。

これはなかなか難しいところもありまして、私の選挙のときもそうでしたが、シルバー民主主義の主役である選挙通なオジサマ方は、「講釈は要らん!、とにかく票をくださいと言え!」と仰っていたことを鮮明に覚えています。

結局、こういう人達が選挙対策本部にいるから田舎の選挙はいつまでも「浪花節」の域を出ませんし政策論争なんてものは夢のまた夢になります。

私の場合は、その人たちの前では「票をください、お願いします!」とご指導どおり役に徹しましたが、居ない場所で政治の理想を訴えていましたら、どうやらそれがバレてしまい、いつも反省会で説教部屋でした。

はいスミマセン、またまた話が逸れました。
論戦が交わされたかどうかと言うよりも、「選挙ってやってたの?」という話をよく耳にしました。

 

まぁこれに関して無理はありません、そもそも市議通常選挙においても自分の住んでいる地域から出馬している候補以外の事は余程の事がないと知らないのが実情でしょうし、まして今回の4人の候補に知名度抜群な候補が居たかと言えば、それもありません。

 

蛇足ですが、私に対して再出馬を促してくれていた方々の中には、「約一年前、ローカル放送にヘッドラインを二日間も飾ったのだから選挙に出ればお前が一番知名度があるんじゃね」と仰る方もおられましたが、なかなかどうして、選挙戦略としては「有り」なのかもしれませんが、そんなことで知名度を得て立候補できるほどのド根性は、生憎私には持ち合わせていなかったようです。

 

根性無しでスミマセン。

 

気が付けば今回も1,000文字を超えようとしています、恐らく日に日に一回の記事につき原則500文字ルールは形骸化してゆくものと思われますが(苦笑)、今回の記事のポイントとしては、

「補選は市政運営に対する論戦が交わされたのか」



4候補者にさしたる知名度は無かった」

があげられます。

 

次回はこのことについて深掘りしてみますね。

それではまた次回。

 

※なお、この記事ですとか私個人に対する(恐らく批判しかないとは思いますが…)批評は大大大歓迎ですので、どんな手段でも結構ですドシドシお寄せ下さい。

 
因みに先日は、「この恥さらしが!」と「お前の事は金輪際、身内とは思わんからな!」という素敵なコメントも頂きました(苦笑)。

 

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