おはようございます、にれたよしひろです。


昨夜はタイトルの通り、都城市議会報告会を実施させて頂きました。
と言っても、私個人の報告会ではなく、議会全体のものでありまして、昨年制定されました議会基本条例に基き開催したところです。





広報広聴委員会の委員である私を含めて8名の委員で事前準備をさせて頂きましたが、議会全体の報告会である以上、誰が担当しても同じように実施できるものを準備しなければならない事は、簡単なようでこれが中々であり、言い訳になりますが開催周知期間が短くなってしまいまい、誠に申し訳無い気持ちの中で当日を迎えましたが、我々、小松原地区公民館班、報告会には約80名のご参加を頂きました。


18日月曜日に山之口地区、昨日19日火曜日に小松原地区、中原妻ケ丘地区、そして21日木曜日に祝吉地区、計四ヶ所で今回は実施されます。


今後は9月・12月・3月各定例会(議会)後ですので、11月・2月・5月頃を目処に、残り11地区公民館で開催する予定です。


所感としては、思ったより形になっていたのかなと感じたのですが、開催に際しまして私の友人である高専准教授の吉井千周氏に講師依頼しプレゼンの講習を行ってもらい、「シンプルに伝える事」を教示頂きそれを意識して企画運営出来たので、その辺りが「思ったよりも形になった」所以であろうと感じたところです。
この場を借りて吉井千周氏に心からの謝意を表したいと思います。ありがとうございました。


また、聞き手である市民・住民の代表的存在である自公連協長から冒頭の挨拶で、「あなた方の報告には期待をしていないから、報告は手短にして、意見交換会の時間を長くして下さい」と釘を刺され、もっともな意見にも感じましたし、議会に対する厳しい眼差しは我々が想像する以上のものがあると実感出来ました。


意見交換会では主に、

百条委員会について。
議員定数削減について。
公民館加入率について。
議会報告会について。
ふるさと納税制度について。
文化ホール駐車場について。

のご意見・ご要望を寄せて頂き、中でも議員定数削減については、かなり踏み込んだご意見を頂きましたが、私としては「尤もなご意見」と心の中で拍手を送っていました。


と言うのも、私が所属する会派「都伸クラブ」では2月の改選・会派結成当時から、議員定数削減に関する特別委員会を設置すべきだと代表者会を通して意思表示しておりましたが、誰の意見か分かりませんが、私の記憶が正しければ「特別委員会を乱立すると議会事務局が大変だ」的な理由で、現在に至るまで設置されていない状況です。


ご意見では、「人口に対して議員が多過ぎる」、「他自治体のように人口一万人に対して一人で充分」、「定数削減を検討する委員会には、議員だけではなく市民や有識者をまじえるべき」などのご意見を賜り、今後行われるであろう審議に十分に反映しなければならないと感じましたが、一つだけ気掛かりな事がありました。


定数削減の為だけの議論になってはいないか、と。


私と致しましては、様々な想いから議員定数は削減すべきと考えていますが、大事なのは「定数を削減する事」だけではなく、何故に削減しなければならないかの「課題と目的」であろうと考えるからです。


何かの改善を加える時、我々は「木を見て森を見ず」で多くの失敗を重ねて来たので、満たされない現状があるのだと私は認識しております。


その事を改めて認識出来たことは、私としては昨日の報告会の最大の成果であったと感じますし、更にこの報告会が意義深いものとなるように努力しなければと思う次第です。


議員定数削減について、皆様はどの様なご意見をお持ちですか?
コメント、メッセージをお寄せ頂けると幸いです。


では、今日はこの後、最近恋人化しつつある日南市へ視察に行って参ります(笑)


皆様、良い一日を!