おはようございます、にれたよしひろです。


昨日の敗戦の日は、慌ただしくも、ここ数年の中で最も諸々の御霊と心静かに向き合えることの出来た、素晴らしい一日でした。


最近、テレビを観ていないのも大きな要因かも知れませんが(苦笑)。


さて、その中でも元の上司でもあり、伯父でもある神柱宮名誉宮司の初盆祭に参列し、改めて生前をお偲び出来ましたことは、様々な意味合いで有意義でありました。


神社関係者の方ならば、私が語るまでも無くご周知でしょうが、この御仁、とにかく豪快なお人柄の方でした。


幼少の頃はとても怖い(雰囲気が)伯父であり、約10年前にお仕えした頃は、とても厳しい上司で、どちらにしても近寄り難い存在であったことは間違いなさそうです(笑)


しかし、この近寄り難い御仁は義理人情にとても厚く、その点で一歩間違うと怒りの制裁を受けるのですが、男気スイッチに触れるととても可愛がって下さる方でした。


まぁ私の場合、そのどちらも経験させて頂いたので、ある意味、特殊な立場だったのかな思い返しています。


宮司を引退される数年前からは、今までに聞いたことのない「ありがとう」との言葉を連発し、よく戸惑った事も懐かしい思い出です。


そんな名誉宮司に対しては、言葉に尽くせぬ感謝の想いがありましたが、昨年の暮れ、誕生日の朝に身退られて、結局、何の恩返しも出来ておりません。
せめてものご奉公は、引退引継ぎの祝賀会を一任され、何とかある程度の形に出来たことぐらいです。


神社界では、多少名の通った先代宮司(父君、私から見れば祖父)の陰になりながらも、今の神柱宮隆盛の中継ぎをしっかりと成し遂げられたご功績と、愛すべき人柄で記憶にも鮮明に残られるお人柄を改めてお偲び申し上げ、また、政治の世界に「やれるだけやってこい!」と送り出して頂いた想いに報いるべく、「反省しても後悔だけはすまい」と心に誓う朝です。