おはようございます、にれたよしひろです。





たまには愛娘「たまちゃん」の話題にでも触れたいところですが(苦笑)、昨日の投稿に記し漏らした気がしておりましたので、今朝も本市(宮崎県都城市)市議会に設置した百条委員会(新燃岳降灰降収集運搬業務詐欺事件等調査特別委員会)についての投稿です。


ご存知の方も多いでしょうが、本委員会は3年半前の、新燃岳噴火によって市内各所に降灰被害をもたらした火山灰の収集運搬業務を受託した業者数社が、その実績を水増し請求し本市が7,500万円もの被害を被った事件に関する調査を行う特別委員会であります。


この調査特別委員会の設置に関しては、先だっての6月定例会(6月議会)最終日に、形式上全会一致で議決され設置されたものですが、現場でのやり取りは違った空気感がありました。


私は新米議員の足り無い頭をひねりながら、本事件に対する議会としての自浄能力を発揮するためにも、議会の持つ権能のうち最も強力な調査権を行使できる百条委員会を設置するにあたっては、行政当局も全面的に協力することを公式の場で求める緊急質問を6月16日に行ったのですが、最終的には「緊急性を要しない」との議長判断で質問を取り消されました。


がしかし、百条委員会が設置される4日後の6月20日までの間に、議長が議会運営委員会に設置を提案、会派代表者会に諮問、会派所属議員数を全く考慮しない(6人会派でも1人会派でも同じ扱い、結果、6人会派のところだけは委員を2人出せると決定、我々都伸クラブ4人会派は委員1人)委員数や、調査事項を限定的になさんとするかの如き議会事務局の対応を経ながらも、議会運営委員会からの提案という形をとり本会議に議案として上程、議決となりました。


その後の百条委員会でのやりとりでも、予算の制約をたてに助言弁護士選任に関して難色を示すかの如き言動等など、議会事務局とは何の為の組織なのか疑いたくなるような対応をどうにかくぐり抜けて、現在に至っております。


彼ら議会事務局職員は、今の立場はどうであれ結局は市職員でありますから行政側の意向を気にかけるのは分からなくもありませんが、そもそも市長が本委員会に関して「全面的に協力する」旨の発言をなされたとの報道もあるのですから(本来私が議場で得なければならなかった言質です、緊急質問でそこまで辿りつけなかった事を今でも猛省しております)、もっと違った応対があって良いような気がするのは私だけでしょうか?


それはそうと今後の百条委員会についてでありますが、委員と委員外議員、議会事務局職員だけで行う秘密会に設定される事が多くなると想定されます。


これは何も、密室で意図的に物事を進めることを目的とするのではなく、証人喚問や尋問を行うにあたりプライバシーの侵害などを十分に考慮する為、また、いたずらに情報が錯綜して調査審議の進行を妨げないためにも設定されるものであります。


当然、秘密会で語られた事に関しては、守秘義務が発生し、違反した者には厳正なる処罰が科せられる事となります(処罰の程度は現在協議中との事)。


ですから、今後私もその辺りについて十分配慮して情報発信してゆかなければならないと思う次第です。


昨日も記したように、この百条委員会に対しましては、少なくとも都伸クラブ所属議員は「まことしやかな噂はあくまで噂であって、我々はそれを前提に議論は進めない」こと、「当時何が起こったのか、調査 をしっかりと積上げながらも、疑わしき証拠・証言が出てきた場合は、何事も恐れることなく厳正に対処する」、この根幹の部分はブレること無く黒木調査特別委員会委員長をお支えして参ります。


黒木委員長は、恐らくこれらに関して個人的に言及されることは少ないであろうし、立場上そうであるべきだと思います。


また、ここまで記したことも、あくまで私の私見ではありますが、黒木委員長との意見交換を交えた上での私見ですので、あとはこの情報を受信された皆様方の解釈に委ねる他無いかとも感じています。


いづれに致しましても、凡そ7,500万円の被害を被ったのは最終的には市当局ではなく市民の皆様であり、その真相の解明と再発の防止に向けての熱い夏ははじまったばかりであり、季節が過ぎても夏バテする事無く、「反省はしても、後悔だけはしない」ように、しっかりと臨んで行きます。


はぁ、文章が長すぎましたね(苦笑)
せっかく記しましたので、このまま投稿させて頂きます(^^)