結論から書くとデュビアよりもレッドローチの方が圧倒的に優秀なのでそっちを飼うといいと思う。おすすめですヨ。そもそもなぜレオパやフトアゴなんかの飼育者がデュビアを飼おうとするのかなんですけどそりゃ「安く手間をかけずに活餌をキープしたいから」ですよね。金と手間に糸目をつけなければショップに行けばフタホシコオロギさんやヨーロッパイエコオロギさんが、ピンヘッドから成虫まで売ってるのですから毎回それを買えばいいだけのことです。ただ、当然めっちゃくちゃ金がかかる。ではどうするか。皆さんやはり飼ってきたコオロギを増やすそうとしますよね。そんで数十匹買い込んで衣装ケースにぶちこんでみるも ・滅茶苦茶手間がかかり臭い ・オスがうるさくて眠れない ・全く増えなかったりちょっとした事で全滅 ・一匹だけ掴みたいのに捕まえるのに一苦労と数々の障害にぶちあたり、『もっと楽に養殖できる代替昆虫はないか』と調べた結果、デュビアに行き着くわけです。みんなそうだと思います。誰だってそーする。俺もそーする。(by 形兆)しかし、我々は姿の見えない何かの力によって「デュビアに興味を持つ」ように仕向けられている、そう考えることはできないでしょうか。困っている時に一番に手を差し出してくる者に我々はもう少し注意を払うべきなのです。窮地に追い込まれた時、人は警戒心を緩ませ思考を停止させやすいものです。そんな時こそ落ち着いて考えましょう。我々は騙されていないでしょうか。デュビアしかないと思わされていないでしょうか。果たしてデュビアは本当に唯一の救世主たる存在なのでしょうか?もう一つのゴキ選択肢、レッドローチは「ゴキブリ臭がする、早い、飛ぶ、壁を登る」なんてイメージが持たれていて全く人気が出ていない状況です。同じゴキブリなのに扱いがひどいですね。そもそもデュビアが人気の理由というか、デュビアの特徴ってなんでしょうか。一般的には ①ゴキブリっぽくない ②ほぼ無臭 ③飛ばない ④壁を登らない ⑤共食いしない ⑥卵を管理する必要がない ⑦増えるのが遅いなんて事が言われています。これを一つ一つ論破(という名の意見の押し付けを)していきましょう。まず①ゴキブリっぽくないに関しては大間違いです。一般的に連想する「ゴキブリ」ってこれじゃないですか。きんもーっ☆!ぶっちゃけありえなーい!チャバネゴキブリ成虫♂じゃぁデュビアの成虫はどうかって言えばこれです。デュビア(アルゼンチンフォレストローチ)成虫♂これ一体どう違うんですか?ふたりはプリキュア、もとい二匹共ゴキブリじゃないですかー!やだー!まぁあたりまえですけけど。こんなことを言うと 爺「いやいや、成虫オスはそうじゃがメスや幼虫はでかいダンゴ虫みたいじゃろ?なんとまぁ愛らしい姿ですわ。 眺めていると初々しい女子高生のように見えてきますわい。ほらこの足なんてスベスベ、スベスベじゃぁスベスベじゃぁ」 JK「ちょっちょっとおじいさん、スカートの中に手を入れないで下さい!」なんて反論する方もいると思うんです。そりゃね、確かにデュビアの幼虫はでかいダンゴ虫というかワラジムシですよ。幼虫が成虫に似てない外見だって言いたいのはわかるんですが、そんなのは害虫のゴキブリだってそうなんですよ。むしろ同じだったら怖い。むしろ幼虫と成虫が全く同じ姿なんてシミくらい(らしい)です。「チャバネ 幼虫」でググってみてください。羽がないし体系も違うので、色の趣味が悪い別昆虫に見えますよね?そんなわけで幼虫がゴキブリっぽくないのはむしろあたり前田のクラッカーですよ。雌に羽が無い、くらいの差でしかありません。②ほぼ無臭については、これは紛れもなくYes!(プリキュア5)と答えることができます。確かに乾燥している状態においては無臭と言って差し支えないでしょう。③飛ばないのは嘘です。飛びます。ヲサムさんは♂の成虫に何度も脱走されました。といっても、30cmをホバリングするとかじゃないです。蒸れを気にしてスライド式のケージで少し開けておいた時期があったのですが鉢植ポットの天辺から10cmほどで淵にしがみつける状態で数匹のオスだけが脱走に成功しています。当然、自由にバサバサ飛ぶと言っている訳ではないですよ。ただ、状況がそろえば「飛んで逃げる」ことがあるということです。デュビアは飛ばないとか飛べないという嘘が一人歩きしている気がします。皆が同じ環境で飼っている訳ではないのですからこういう誤った情報が広まっているのは由々しき状態だと思います。④壁を登らない。のもYes!(プリキュア5GoGo!)です。プラスチック容器すら乗り越えられない体たらく。⑤共食いしないはコオロギ飼い達にとってはかなり新鮮、英語で言うとフレッシュ(プリキュア)な利点ですよね。確かにデュビアは共食いしません・・・でもこれ、僕はあまり利点に感じません。僕としては、生きていたり弱っている仲間を襲ったりしなければ別に共食いはしてもいいと思うんです。むしろして欲しい。死骸の処理をしてくれないと、死んだデュビアが真っ赤(エビと同じですね)になっても放置されてるので、異臭を放つ死骸をつまみ出して捨てる必要があるのが面倒なんですよ。まぁデュビアが自然死してるのは2年くらいで2回しか目にしていないですが。⑥卵を管理する必要がないまぁコオロギと違ってこれは利点ですよね。あれは産卵床とか用意したり隔離したりする必要がありますから。この作業が面倒だと思ってるコオロギ飼育者にとっては思わずハートキャッチ(プリキュア)されてしまうくらいメリットがありますね。⑦増えるのが遅いこれは大問題です。我々は楽しくてゴキブリを飼っているわけではありません。餌として消費するために飼っているんです。産めよ増やせよで消費できる数を出してくれなければ話になりません。デュビアはこの点で餌昆虫に向いてないと僕は思うのです。戦いは数だよ兄貴!”Reality is not スイート(プリキュア)”。そう、現実は甘くないんです。そりゃ成虫を大量に用意して大量に生ませれば、成虫♂で時間を稼ぎつつ自分で消費する程よいサイズのデュビアを産ませることは可能だと思います。でもそれでは逆に容易に消費量を追い越してしまうんです。というか、2匹に安定して毎日食わせるのに一体何百匹の成虫が必要なんだよ!!ですよ。僕がデュビアを事故で全滅させてしまった時はおそらく300匹以上の成虫がいたと思います。それでも2匹に毎日数匹与えるだけの基盤ができていなかったんです。それくらいデュビアの繁殖・成長能力は遅いんですよ。まぁこれは成虫を増やせば対処できるとしましょう。でも、変動がゆっくりな分「お、いい感じで消費と抑制ができてるわ」なんて状態にはまずなりえませんので安心して消費できるようになる頃にはあっという間にピチピチの過剰在庫を抱えることになります。消費分を追い越した生産分は、冷凍して保存するなり捨てるなりして処分する必要性が出てきます。正直面倒です。やる気があればヤフオクで裁いて小銭を稼げるかもしれませんが…この手間隙ように考えてみたところ、デュビアはコオロギに変わる餌昆虫になりえるかと言えば、答えはNoだと思います。そもそも、成虫サイズになるとレオパでは大きすぎて食べられ・・・なくもないですがきつそうです。となると必然的に候補としてあがるのは先の話でもチラホラ対比で出てきたもう一つの餌ゴキブリくんの「レッドローチ」。レッドローチの特徴としては①ゴキブリっぽくない→デュビア同様、♂だけゴキブリフォームですね。といっても形がゴキブリというだけでかなり上品な外見ですよ。そもそも幼虫が成虫と違ってゴキに見えないのは一部のローチにに限ったことじゃないんですよデュビアのメリットとして語られる「ゴキブリっぽくない」は成虫メスにしか適用されません。つまりデュビア共々、①を正確に言えば「成虫メスだけゴキブリっぽくない」となります。これがレッドローチ成虫メスです。これまた画像が用意できなかったのですが、「チャバネゴキブリ幼虫のさまざまな姿と驚きの糞量」でググると業者さんのサイトで捕獲されたチャバネ成虫・幼虫の写真が見られますのでそれとデュビアケージとレッドローチケージに何か違いは感じられるでしょうか??ゴキの姿をしたオスが居る限りどれも同じようなもんです。(レッドローチは繁殖中なのでオスが圧倒的に少なくて見劣りしますが・・・)誰かがうっかりそれを見てしまったら、見ちゃった方も見られた方も心臓の鼓動が一気に跳ね上がってふたりはプリキュアMax Heart、もとい二人の心臓はMax Beatですよ。大して差はないんですよ。少なくとも僕は、メップルもといメリットとしてあげるほどの事とは思えません。②ほぼ無臭→コオロギより圧倒的に無臭、独自の臭いはあるが対処可能。空腹を刺激するほどよひ香ばしい香りです。消臭用の炭の粉末を入れるだけで十二分に無効化することができます。ですがこれは感じ方に個人差があるかもしれませんね。③飛ばない→まだ逃がしてないけどデュビア同様ホバリングくらいはすると思います。むしろあんな羽があるんだから飛ぶべきだと思います。④壁を登らない→幼虫(1令?)レベルに小さくて重力が無視できる重さだと汚いプラケースは普通に登ります。僕は孵化用に古い100円プラケに卵を隔離していたのですが、彼らはひっくり返しても床にしがみつけるほどの脚力を持っていました。大きくなると体が重くなり上れなくなるようですが、これも飼育環境によるでしょう。プラケースを洗うときは注意が必要みたいです。メラミンスポンジやスチールウールで洗うとかダメ!絶対!とにかく新品のプラケ・衣装ケースなら心配要りません。念のため脱走できないような蓋をしておけば問題いと思います。⑤共食いしない→さてこれはどうなのかよくわかりません。うちの環境ではよく手足が欠損した個体を見かけますが単に足を引っ掛けてるだけかも?⑥卵を管理する必要がない→齧ることがあるらしいのですが、気にならないレベルです。餌を切らさなければわざわざ齧ることもないようです。⑦増えるのがデュビアより圧倒的に速いッ→万人にわかりやすく例えるとクロックアップ。デュビアとは比較になりませんね。ぼくは成虫を20匹くらい買って成虫♂や、♀(仕方なかったんや・・・)もテイルとリリィに与えつつ繁殖に挑戦してみましたが、今では2ヶ月もたたんうちに幼虫含め数百匹になってます。とんでもない繁殖力です。まぁこっから成長するのに時間がかかるのかもしれませんが、先発隊は既に成虫の2歩手間くらいまで育ってますのでやはりデュビアの比ではないといえるのではないでしょうか。総合すると僕にはデュビアがもてはやされる意味がわからないというかなんと言うか、もうちょっとレッドローチは評価されていいと思います。見た目以外全てにおいてコオロギを上回ってますしね。むしろなんでコオロギなんかが売られてるのかわからないレベル。ショップもコオロギじゃなくてレッドローチにすれば臭いも抑えられて手間もかからないのに、と思ったんですけどそりゃゴキブリですからね。無難にコオロギの方が売りやすいってことなんでしょうか。見た目って大事なんですね。まぁそんなわけでデュビアは少頭飼育ではメインにはなり得ない餌昆虫だと思います。そんな時にはレッドローチ!一人でも多くの方がデュビアなんかよりもレッドローチを飼ってスマイル(プリキュア)になってくれたらいいなと思うヲサムさんでした。今回はゴキブリの話と写真ばかりになってしまったので爽やかにプリキュアネタで相殺したつもりだったんですけど汚っさんがプリキュア言ってる方が気持ち悪いと思った。
すみません。
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