スマトラオオヒラタクワガタのスブラス(♂) | That’s nira

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niraの雑
雑談、バイク、クワガタ、4コマ?
まあ、適当に!


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正直、しばらく前から以前の元気が嘘の様に温厚なのんびり屋さんになっていました。
昨年2010年の五月に羽化したとのお話なので、一年半が過ぎた頃です。
一ヶ月前くらいに右手のフセツが取れてしまい、動きも鈍くなってきた感じでした。

11日の朝、垂直に木に登るような状態でありながら、前足が木の表面から離れていて仰向けに倒れそうで倒れない微妙な形で動きが止まってました。
思わず手に取り、手のひらの上に乗せてみました。
もうダメだと思ってしまいましたが、わずかな動きを感じてゼリーを近づけて触角に触れさせると、少し舌を出しました。
食べて欲しかったけど、身体が思うように動かないらしく食べられない様なので、申し訳ないと思いつつゼリーにアゴを刺して舌がゼリーに着く形にしてみた。
すると、すぐにしっかりと舌を出してゼリーを食べ始めた。
過去にドゥアプルドゥアを看てる時に同じようにゼリーを食べるように促したけど、その時は少ししか動けない身体で拒否をされた経験があった。


スブラスはこの時ワシに対して完全に警戒を解いたと思いました。


我が家に来て毎日の様にゼリー交換や、時にはブラッシングまでしていましたが、昆虫の本能で警戒を怠らずにいたと思います。
状況も状況ですが、警戒をしませんでした。
通じ合えたのかな、なんて人間本位の気持ちになってしまいました。


仕事に出て帰宅するまで頑張ってくれました。
帰宅したワシは、全くと言って良いほど動かない姿をしばらく見て手に取ると、わずかに足を動かしてくれました。
ワシは挨拶がしたかったので、触角に爪の甲を触れさせて今度は指の腹をちょっと触れさせました。
触角は少しだけ動きました。

そして偶然このタイミングでクワガタ飼育に関して、今までアドバイスを頂いていた勝手に「博士」と呼ばせて頂いてる方から様子はどうですか?のメールが。
まさに虫の知らせですかね。
しばらくそっとしていましたが、出していた舌を引っ込めてお尻を少し動かして、微かな動きを見せてくれましたが夜12時前後に完全な脱力状態で全てが抜け落ちた様な状態に。


朝からここまで頑張ってくれました。
ワシの帰宅を待っててくれたみたいです。
スブラスと言う名前の意味は『11』だから12月11日に逝くのが粋だと思っていたのか?
一緒に居たロクイチローやドゥアプルドゥアが月曜日に亡くなったから同じ月曜に?
月曜は仕事がオフだから、看てもらえると思った?

去年は冬眠しなかったし今年は冬眠出来ないね。
エサ皿の木の皮を一生懸命剥がしてた2週前。
先週マット交換したばかり。
同じタイミングでエサ皿の交換も。


指でも挟まれてデッカイ傷でも作ってもらえば良かったかな。


思い返すと悲しいし、今までの子達が亡くなってしまう度に頭数が多ければ多いほど、悲しい思いをしなきゃいけないんだなって覚悟をしたつもり。
出来ることをしっかりやって送り出すことが出来れば、痛々しい悲しさではなく前を向ける悲しさになると思ってたけど、スブラスが一枚上手でした。
こんなに頑張ってくれたら流石にシンドイですね。


これからも、こういった事は必ず来てしまいます。
その時に痛々しい悲しい思いにならないように、みんなに対してしっかりと接していこうと思ってます。