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37w2d
「仕切り直しで頑張ろう」
0:00 陣痛間隔5〜6分 まだ眠れるレベル
3:00 やや痛みが増強
陣痛の合間に眠ることは出来なくなる
間隔は4〜5分くらいか?
しかしソフロロジー式呼吸で難なくかわせるレベル
3:30 こめかみ痛+頭がボヤーっとする
血圧上昇のためかと思い、頭部挙上しておく
→あとで巡回に来たNSさんに測ってもらったらやっぱり150あった
何かあったら遠慮なくコールしてと言われる
4:30 陣痛さらに強く
左側臥位で長めの吐く息に集中
5:00 さらに陣痛強
しかめっ面で深く長い呼吸を淡々と続ける
昨日の一番痛かった時と同じくらいの痛み
なので、どうせ子宮口4cmくらいだと決めつける
何度もナースコールしようか悩むが、大量出血も破水もないし、呼んだところで耐えるしかないのわかっているので我慢する
6:00 起床時刻にてベテラン夜勤さん来る
「あら!いい陣痛来てるんじゃない?いつからそうなの?」
陣痛ピークの中、話す余裕がないので手をパーにして5時をアピール
ピークの波が下がってからしゃべる
「3時から眠れなくなって、5時から昨日の一番痛いのと同じくらいになってます。あーまた来た来た…ふーーーぅ
」
「NSTつけよう。ここで内診するね。うん子宮口7cmやね。陣痛間隔3〜4分。夜中よく一人で頑張ったね〜いい感じよー。痛いのはピークの1分弱だけだからその時だけ深く長い呼吸ね。ピーク過ぎたらすぐリラックスよ!でないと赤ちゃんも疲れちゃうから」
「意外とお産進んでたんですね。あと、お腹張ってない時ですら痛い事多くてリラックス難しいんですけど
」
どうせまだ子宮口開いて来てないと思ってただけに、知らぬ間にまさかの7cm
体重測定をしてきてほしいと言われたので、陣痛室から一般病棟を抜けて、詰所前の体重計まで歩かされる
詰所前に同室だった子が居た
「産まれたんですか?」
「昨日は誘発失敗で、結局夜中に自力の陣痛来てて今7cmみたい。背中にカテーテル入れたけど、先生が来て麻酔入れるのが先か、自然分娩になるのが先か微妙なところ…くーーふーーーふーーー
」
「ていうか、ここまで歩かせるんや。歩いたほうが進むとは言うけど……とにかく頑張って!」
「ありがとぅ〜がんばる〜
」
陣痛の波が来たら壁に寄りかかって深い呼吸、ピーク過ぎたらまたトコトコ孤独に陣痛室へ戻る、の繰り返し。
結構な距離をスパルタよ
時間的にも夜勤帯で人手不足だから、できるだけ自力でさせるのね
7:00 いざ分娩室へ
7:30 子宮口9cm
さっき結構歩いたのが効いたのか?
けど痛みの感じは5:00〜と変わらない
BP:134/82 SPO2:98%
「順調ね。この感じだと8:30には産まれるんじゃない?呼吸もほんと上手だし」
「9cmでこれだけ静かに呼吸できてる人初めて見ました。すごいですね」
「いやーヘロヘロで声が出ないだけです〜けど褒められたら伸びるタイプです〜」
確かに今回の私の呼吸は、長男出産の時に褒められた以上に静かで上出来だったと自負
陣痛の呼吸 壱の型 ソフロロジー!ってか←アホ
ひたすらに口を挟むすぼめてふーーーって吹いてるだけ
8:05 左側臥位 BP:148/73 SPO2:98%
8:09 BP:149/84 P:68 SPO2:97%
麻酔が出来るDrが出勤されたため、アナペイン3mlを背中のカテーテルに注入してもらう
8:11 BP:133/74 P:80 SPO2:97%
8:14 BP:121/72 P:74 SPO2:98%
アナペイン3ml追加
陣痛の痛みが消え、スマホを触る余裕が出来る
8:18 子宮口9cmで変わらず
8:19 BP:142/92 P:77 SPO2:99%
アナペイン3ml追加
麻酔導入のため陣痛間隔が間欠的になる
9:03 Dr.NS担当チェンジ
麻酔が入ったので導尿に切り替え
9:10 主治医現る
赤ちゃん徐々に下がってきてるので、麻酔の効果を上腹部から下腹部に効かせるようにカテーテルの位置を変えるもよう。
麻酔の効き具合を部位別に保冷剤でチェック
L1-T11→L3-11に背中のルートを貼り替え
アナペイン5ml追加(total14ml)
ばぶーは下がっては来てるが、顔が横向きなのでまだ出る気がなさそうと言われる
9:55 子宮口10cm全開
後方後頭位(異常分娩の1種)
顔が横向きから90℃回転したものの異常。
ママが分娩台仰向けに寝てる場合、通常出てくる時は床に顔向けて出てくるらしい。けどうちの子はやっと向きを変えたと思ったら天井の方を向いてて逆〜!!状態
ばぶに回転してもらうために、Drに右向けだの左向けだの四つん這いになれだの、分娩台でゴロゴロ回転させられる始末
左腕に2本点滴あるし、背中のルートも邪魔だし、陣痛の痛みはないけど、張りの数値があがる度におまたに丸太が挟まった感が凄いあって、気分不快極まりない
そして何度もトライしても、一向にバブーやんの向きは変わらないので諦めて、後方後頭位のまま産もうということに。
10:05 いよいよ「いきみ」開始
というか、今回も破水が未。
「破水してないですけど、分娩期に入るんですか?」
「いきんでるうちに破れると思うし、大丈夫ですよ~」
受精卵の卵膜もそうだったけど、ワタシっていわゆる「膜」がめちゃめちゃ硬い体質なのでは‥
おまたに巨大丸太が挟まってるような違和感はあるものの、どうもワタシはこれをいきんで出したいような感覚にはなれなくて、うまくいきめない。
張りの数値がピークになったらいきんでよいと言われるが、どうも全力でおまたに怒責をかける感覚が難しい
長男のときは3度いきんだだけ、分娩期としては10分くらいで出てきたので、全開になってからは余裕だと思っていた。
けど、おそらく麻酔のせいで思いの外苦戦
そして、気づけはDr2人、助産師5人、研修医3人もいるし!
家族立ち会い出来ないけど、何とも派手で豪華キャストが勢ぞろい
10:07 アナペイン5ml追加
分娩に備えて膣や恥骨の痛み予防のためにボーラス投与
10:30 全然破水しないのでDrにより人工破膜
↑めちゃ硬そうで大変そうやった(笑)
が、既におまた下部に挟まった丸太坊やでキツキツなので上部の羊水が流れ出ず
かなり下がってきているのはわかる。
膣や恥骨の痛みはないが、肛門の圧迫感が凄まじい!
下がってくる毎に挟まり感がすごく、お腹の張りとは無関係に違和感?いきみたい感?が出てくる
11:21 アナペイン5ml追加
Bp143/124→166/94
うまくいきめていないので、仰向けだけでなく右向きや左向きでいきむように指示されるも、こりゃまた上手く踏ん張れず
「いきむのヘタですいません」と謝る
いい加減、経産婦のくせに分娩期に入ってから一時間半も経ってしまい、上手く出ず嫌になってきたので、気持ち怒責を強めてみる→ワタシ肺活量がすごいので長期いきんだあとの吸気量が多くて、若干過呼吸気味になる
そんなこんなを数回繰り返し‥
11:26 ばぶ出産
11:30 胎盤出産
お産は命がけやから、もっと気合い入れていきまなあかんかったんですな
何かもう色々忘れてましたわ反省
そして、無痛分娩ってやっぱりすごいなと。
お産時間は自然分娩より長くなってしまうけど、体力温存だとか、とにかく痛みに弱い人には良いのではないかと思います
こちらの大学病院は安全を考慮して、いきめる程度の感覚は残し、完全に無痛にはしない無痛分娩なので、ワタシの数日後に無痛で産んだ子によると、お腹の痛みがない分、いきむのに集中できて良かったと言ってましたワタシは下手でしたが
+10万円かかりましたが、不妊治療に比べたら屁みたいな額で、とにかく安全に産めたらまぁ何でも良いのです
孤独なお産はしたくないとバースプランに書いたけど、まさかのスタッフ大人数での立ち会い出産となりました
分娩時間は助産師さんと相談して、眠れなくなった3時からにしとこうかいうことになり8時間半
これだと一般的な経産婦の分娩時間だけど、初日の誘発から換算すると26時間半
な‥長かった…
夫は立ち会えなかったけど、産後すぐテレビ電話できたし、写真や動画も助産師さんがガンガン撮ってくれたので、面会できなくとも充分満足でした
大学病院のプロ集団に見守られて、とっても幸せなお産が出来たと思っています
そしてワタシのを身体の都合で予定より早く生まれてこないといけなくなったばぶーやん
移植直前はまさに太陽そのもの
君のその生命力の強さは本物だったんだね
本当によく頑張ってくれました
ようこそ、この世界へ
ママに奇跡を現実にする力を与えてくれてありがとう。
我が家はお兄ちゃんだけ苗字が違うし、お父さんは60歳だし、14歳差兄弟だし、色々レアな事情が多いのだけれど、君が産まれてきてくれたことで、家族の結束力が一段と強まった気がする、とお父さんが言ってたよ
家族4人力を合わせて楽しくやっていこうね
というわけで、13年の二人目不妊治療生活に終止符を打つことが出来ました
とにかくやり切った‥
正直、分娩が体力的にしんどすぎて出産直後は、血圧のこともあるし、グレード低いとはいえ、残りの卵の移植にためらいがありました。
けど今、横でイビキかいて寝てる尊い小さな命を見ていると、ここまで辿り着くまでの想いもまた再燃されて、やはり私の性格的に然るべき時にお腹に迎えに行かないとな!とも思ったり
GODにも会いたいしね
夫とよく相談して、実行することになったらまたここに帰ってきます
それまで、育児をしっかり楽しみつつ、不妊カウンセラーの資格を活かしていけるような取り組みを模索しつつ、皆様のブログを放浪しつつ、精進してまいりたいと思います
本当に長いこと応援してくださりありがとうございました
どうか皆様、健康で明るく楽しい毎日をお過ごしになられますよう、めぐ2心よりお祈り申し上げております
ではまた会う日まで
一旦「完」