(キジの調理の過程の画像などが出てきます。苦手な方は回避願います。)
今日は休日。いつもなら暗いうちに出猟しているところなのですが、朝6時まで寝ます。今日は休息日にする、と決めていたのです。
11月15日に始まった今猟期、仕事以外の週末は全て出猟してきました。序盤は新しい鉄砲のせいかなかなか思うように当たりませんでしたが、前半が終わってみると、例年になくキジがたくさん獲れています。
大変嬉しいのですが、気付くと冷蔵庫には6羽のキジが。割り当てられたチルドルームをはみ出したキジは野菜室などに見え隠れするようになり、ニライママの視線が厳しい気がしていました。
今週末からちょっとお出かけもあり、車の整備、特にスタッドレスタイヤへの履き替えとオイル交換をしたかったので、猟果の下ごしらえとお出かけの準備に今日を費やすことにしました。
まずは、猟果の仕込みです。6羽のキジたちを一気に捌きます!

今回は我が家では恒例の「クリスマスキジ」にするため、キジの丸焼き(ローストキジ)にできそうなキジを探さなくてはなりません。
全ての猟果が同じような質ならばいいのですが、そこは天然キジと狩猟での猟果という性質上、鳥のばらつきも着弾状況もそれぞれ違うのです。部位ごとに精肉するのと違い、丸焼きの場合は中に入り込んだ散弾を取り除きづらいので、できるだけ被弾の少ないものを選ばなければなりません。今回は2羽選びたかったのですが、結局、6羽全部を剥いてみるしかないので、丸焼きに耐えられるよう丁寧に毛を毟っていきます。皮を残さなければならないので大変でした。。。
午前中一杯かかってやっと。。。

一羽一羽見ていくと、背中に被弾しているもの、こちらからは見えませんが胸に被弾しているものなど、、、これらは丸焼きにはできません。
今回は状況の良い上の画像の一番右と真ん中のキジを丸焼き用に仕込むことにしました。
真ん中のキジは実は先日の「ごんぎつねキジ」なのです(笑)
このブログを読まれている方の中には、先日の記事で「そんな行き倒れのキジ、鳥インフルエンザとかだったらどうするの?」と思われた向きもあるかもしれません。ワタクシも興味津々でした(笑)
これがごんぎつねキジの毛を毟ったところ。綺麗なもので、本当に鉄砲で落ちたのか?と疑いたくなります。しかも大きい!

隅々見ていくと…「!!」

左の羽の付け根に1発!それが咽の方に抜けていました。しばらく飛んでその後息絶えた理由がやっと分かりました。
このキジは確かにワタクシの右から左に飛んで行きましたので、弾が左脇に当たるのは理に叶っているのですが、ちょっと遠かったので良く落ちたなあ、と。
その理由の一つも判明しました。それは…コレです。

分かる方にしか分からないでしょうが、新しい銃、もちろんキジしか狙わないので平筒(スキートチョーク=絞りなし)にしていたつもりだったのですが、間違えてモデ(1/2絞り)にしてしまっていたのです!
道理で、先日のカナイキジ、近かったのは確かですが、6号弾で1発撃っただけなのに、右羽から上、頭も全て吹き飛んでしまったのです。おかしいなあ、と思って見てみたら。。。まあ、コレだけが原因ではないのでしょうが、我ながらいい加減だなあ、と呆れてしまいました。(笑)
そのほか、キジを捌くといろいろなことが分かります。
キジの素嚢(咽のところにある食べたものを溜めておく袋)を見てみると、それぞれ食性が分かり、キジの生息状況を知る手がかりにもなります。
このキジは「あの」赤い実を腹いっぱい食べています。この時期、キジにとってはご馳走なんですね。だからあそこにたくさんいるんだ…(笑)とか、

木の実を食べているキジは熟成すると香りが良くなります。畑周りでなくてもキジは生きていけるんです。今まで一番いい香りだったのは、ムカゴを食べているキジだったなあ。

しかし、これは…まあ、雑食性なので動物性たんぱく質もとるのでしょうね。。。バッタも入ってましたし。
精肉しながらも、捨てるところを少しでも少なくするよう、ニライたちが食べられるところはとっておきます。
頭も足もいいオヤツになるようです。羽はワンコのおもちゃとして。海外のサイトでは2個セットで5ドルくらいで売られていました。

キジの頭を口に入れているカナイともったいぶっているニライ

途中でスタッドレスタイヤに替えにいったり、オイル交換にいったりしながら、何とか仕込みを終えました。
丸焼き2羽にくわえて、クリスマス用のムネ肉とささみ、モモ。残りは一応、猟期終わりのジビエの会用に冷凍でストック。
オリーブオイルと塩コショウでマリネ

丸焼き用は、塩コショウの後にバターで強火で表を焼きます。昨年、やってみたらとても美味しかったので。

ソースはまだできていませんが、その素になるフォンを作るために、まずはガラをオーブンで焼いた後、野菜と一緒に炒めます。

それを時間短縮のため圧力鍋で煮ます。

それを漉して、フォンは出来上がり。どんなソースにしようかなあ。。。あ、もう時間がないや!
休息日なのに大忙しで疲れ果てた一日でした(笑)