[3.2点]博士の愛した数式/小川洋子 | 読書の時間

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多くの本を読み
勝手ながら、点数を付けさせていただいております。
もし本を買うのを迷っている人がいて参考になったら幸いです。
ペースはまちまちですが、頑張って更新していくのでよかったら読んでみてください。

2日続けて本屋さん大賞受賞作です。


記憶が80分しかもたない博士、彼は数学をこよなく愛している

そこに勤めることになった家政婦

そして家政婦の息子との温かい物語、、、



レビューを見ても高評価ばかりで、第一回の本屋さん大賞も受賞している

映画かもされヒットを記録

言わずと知れた名作だということが信じられないくらい私にはつまらなかった。

とにかく話がつまらない。とくに大きく動く展開もないし、読んでいて退屈である。著者が伝えたいこと書きたいことは十分にわかるのだが、大変退屈だった。

丁寧に書いているのには間違いなにのだが、登場人物にも魅力を見いだせなかったし、全てがとても浅く感じられてしまった。人生観が変わるほど訴えてくるものもなかったし、淡々と読めてしまう。もっと掘り下げたら面白くなりそうなのに上辺の綺麗なことろばかりみせつけられているような気がしてしまい、あまりにもったいなく感じた。

しかし、おそらく私は少数派になるのだろ。

数学についての知識はなくても読めるようになっていて、タイトルで敬遠する必要はなさそうなので興味があれば是非。