タイ旅行その3
さてさて、いざワットアルンについて・・・
適当に写真を撮りながら歩いていたのだけれど、
ワットアルンって塔の中ほどまで登れるんですよ。
で、
これがすげえ急な階段なわけ。
狭いし観光客も多いし、怖いくらい急。
登って景色を見て、時計を見たら既に5分。
うおおおお10分とかほとんど見てられねえじゃねーか!
こういう観光名所には日本人もちらほら居て、
かわいい女の子が「バリ急だね~」とか言ってたのですが、
仲良くなる時間もありませんでした・・・(笑)
あとは駅まで戻るときに白人の家族と一緒になって、
小学生程度と思われる男の兄弟がはしゃいでたり、
俺の乗ったボートが明らかに速くて、操舵手が確実にスピード狂だったり。
他のあらゆる船をガンガン追い抜いてったもの。
まあ俺も大概スピード狂だから、気持ちよかったけれども。
前日は時間が遅くて、ちゃんとしたショーはやってなかったので、
この日も夜はナナプラザ!
近くのネットで見つけた安いと噂の安ホテルにチェックイン。
雨漏りは気にしない方向で!!!!
あと、王宮の露天で見つけたオメガの水晶時計買っちゃった。
裏から見ると機械が動くのが見えるし、こんなのあるんだね!
1982年製とかなってたけど、そもそも本物なのか?
普通に持って帰ってきたけど、よく考えたら偽者は税関通せないんだよな・・・
鞄に突っ込んでたから素通りだったけど。
店のマネージャーがオメガの時計好きらしいので、お土産にした。
俺は腕時計使うから、実用性はないしね。
ホテルで小休止し、ナナプラザへ。
今度は時間が早すぎてまだショーがやってない・・・。
3軒ほどやる気ないストリップダンスを眺め、何人かの女の子達にドリンクを飲ませ、
さてどう時間を潰そうかとふらついていると、結構日本語のしゃべれるねーちゃんに腕をつかまれた。
表のバービアの店員らしい。
どこに行くのかと聞かれ、腹が減っていると言うとカウンターに座らされる。
メニューを見ると日本食がたくさん。
あ、ちょうどよかったなんて思っているとねーちゃん。
「せっかくタイに来たんだからタイ料理食べなきゃ!」
辛いのは得意じゃないと言うのに、
「ホワイトカレーはどう?そんなに辛くないないよ!おいしいよ!」
じゃあそれで、というとねーちゃん、お金持ってどこかに行く。
帰ってくるとなんと、
露天で売ってるビニール袋直詰めのカレーにご飯。
ビニール袋にカレーを流し込んで口をしばり、店先に並べるアレである。
衛生状態とか微妙に怖いので、絶対に買うまいと心に決めていたのに。
てか店員なら店の料理勧めろよ、作れよなんか。
まあいいや、と食べてみるも、タイ米まずい・・・炊き方もパッサパサ。
ルーは水っぽいくらいで味は悪くないんだけど、具のよくわからん野菜がまずい。
肉が硬い・・・。
ただでさえ最近めっきり少食になった俺。
最初に半分だけ持ってもらった一皿を食べ終え、
残りは近くの席にいたねーちゃんにあげた。
というか話しかけてきたねーちゃん、最初日本人っぽい男と2人で飲んでたんだよ。
あの人はいいの、と聞くと
「恋人してた。」
はあ、恋人ですか、なんかこっち見てるっぽいんだけど。
とりあえず気にせずねーちゃんと話してたら、会計してどっか行っちゃった。
行っちゃったよ、いいの?と聞いてもいいのいいの。
と挨拶もせず。
やはり日本人だったようで、なんか悪いことした気分(笑)
シャイで恥ずかしがっていても海外ではいいことないですな。
ショーのおもしろいところ一緒に行こうよ、と言われ、
ペイバー(お店にお金を払って店の外に連れ出す)してゴーゴーバーに。
他の所よりはまともなショーのところもあり、適当に飲んで眺める。
しかし、ホテルは行かないよ、と最初から言っているのに
段々熱心にホテルに誘ってくる。
女の子を落とすために、いちいち女心という複雑怪奇な代物を読んで
慎重かつ大胆にアプローチをかけなければならない大多数の日本人男性には、
まあ気分のいいものなんだろうね。
タイで現地の子に熱を上げて、結婚したりタイに移住したり、そういう人が多いのも納得できる。
実際かわいい子多かったし、日本人には積極的にモーションかけてくる子も多かった。
ところが私、性欲は普通にあるんですが、
とにかく恋愛とか興味ないし女の相手が面倒くさい男。
女性不信、女嫌いの気が元々あったのが、キャバクラの店長なんぞやってさらに悪化している。
どんだけ情熱的に迫られても、面倒なときは面倒でしかない。
段々うざくなってきたし、翌日アユタヤ遺跡に行くから早く寝ると言うのだけど、
車あるから観光案内するとか言い出す始末。
一人旅だっつーの、なんでわざわざ連れを作らないと行けないのよ。
最終的にはチップ渡して帰った(笑)
一回離れるときがあって携帯の番号教えてたんだけど、
翌日の夕方には飯の誘いもあった。
(仕事休みだとか言ってた。)
あんなん金目当てですからね?
キャバクラとかもそうだけど、客に惚れるとか、そうそうねーからww
女に溺れないよう気をつけましょう。
とりあえず帰って寝た!
明日はアユタヤ遺跡だ、国鉄乗るぞ、象乗るぞ!
俺は孤独という贅沢を満喫して眠りについたのであった。
たぶん俺はホームシックとか無縁だろーなぁ^^;
この旅を終えて、旅行なんて他人と来るもんじゃねえ、とか本気で思っちゃった。
一人でいることが大好きらしい(笑)
つづく!