各企業がコスト削減を行い、発注を決定する際に値段で決めるケースが増えてきております。
「高い翻訳料」「安い翻訳料」どうして翻訳料って各社で違うのか?
「値段以外で翻訳業者をどのように決定していいのか?」
疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
今回は
「翻訳の値段」について考えてみたいと思います。
単純に一言で申し上げますと
「翻訳の値段」=「翻訳者の実績・経験」になります。
もちろん、翻訳者の実績・経験に加え、「社内での作業・校正・品質管理」等が加わり、最終的な翻訳料になります。しかし、ここでは単純明快にするため「翻訳者の実績・経験」で統一したいと思います。
最も安い翻訳料を提示できるのが「一般文章」と言われるものです。では、なぜ一般文章が安い料金でできるのでしょうか?また、「技術・法律・特許」と言った特殊な文章はなぜ翻訳料が高いのか?
それは、一般文章のような比較的簡単な文章は「翻訳者の実績・経験」が少ない訳者でもできますので「安い翻訳料」になります。では、「技術・法律・特許」と言った特殊な文章は「翻訳者の実績・経験」が多い、「高い翻訳料」でないと対応が厳しいという単純な話です。
翻訳業者の選定に相見積りをとる・・・その際に、内容が難しいにも関わらず、値段だけで決定すると「安い翻訳」=「翻訳者の実績・経験が少ない翻訳」を選んでしまう恐れがあります。翻訳の評価は非常にわかりづらい為、お客様によっては「安い翻訳」の怖さをあまり知らない方も多いみたいです。
「安い翻訳」にお願いをし、失敗した例をご紹介いたします。
1.「外国向けのパンフレットを作成したが、作成した外国語の評判があまりよくない・・・」
2.「調査資料の翻訳をお願いをしたが、文章のレベルが低い。」
3.「翻訳に問題があった為に商談・契約がうまくいかなかった・・・」
等の話をたまに耳にします。
値段で決定する際は「翻訳料」=「翻訳者の実績・経験」という事を理解したうえで、発注を決定した方がよろしいと思います。また、英語以外の言葉の場合、社内で言葉を理解できる人間が常駐しているのか?というのもひとつのポイントになると思います。「安い翻訳=翻訳者の実績・経験が少ない翻訳、で業者にお願いをし、その翻訳された文章が正しいのかどうかもわからない」ではちょっと不安ですよね。
ちなみに、弊社では最低でも10年以上の実績・経験を持つ翻訳者のみ使用しております。そのため、「安い翻訳料」は特別お客様からの要望がない限りご提供はしておりません。10年以上の実績と経験を持つ翻訳者による、翻訳サービスを提供しております。「安い翻訳で構わない」というご希望でしたら見積りの段階でお知らせください。
特に、ロシア語翻訳につきましては、20年以上の実績から厳選された翻訳者による翻訳サービスと社内にロシア語校閲者が常駐しているというのも大きな強みです。仕上がった翻訳は必ず、常駐のロシア語校閲スタッフが全ての文章に目を通しております。
「ロシア語の翻訳会社」だからできる、安心のサービスをより多くのお客様に知って頂きたい。心から願っております。
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「ロシア語翻訳の老舗」株式会社ニプロス