20代のバブル期(古っ!)、一生懸命働いては自分のためにジュエリー(指輪)を買っていました。
当時の私にとって、ジュエリーは男性に買ってもらうのではなくて、「自分で働いたお金で買うもの」だったわけです。
これは、特にお気に入りで、宝物の一部。
バブルの時代のジュエリーなので、地金がたっぷり使われていて、細工も凝っており、今では絶対に作れないデザイン。
本当は、もっと沢山あったけど、東日本大震災の時、3ヶ月間会社に仕事こなくて、お給料もらえなかったので生活費のために売り飛ばしてしまいました。
残ったのが、写真に写っているラインナップ。
その中でも、いわくつき(思い出深い)なのがこちら!
すごいボリュームだし、真ん中がダイヤで、オールプラチナ、職人さんの手作り!
裏も職人さんの技が生きるお花の透し模様。
実は、この指輪、20代の突撃ライター時代、取材をきっかけに知り合ったとある資産家の奥様から頂いたもの。
経緯や詳細は、墓まで持っていくつもりなので言えませんが(笑)。
「貴方は無礼だし怖いもの知らずで世間知らず。でも、バカ正直なところは嫌いじゃないわね」
そう言って下さり、「ほら!」と、まるでアメちゃんみたいに私の掌に乗っけてくれました。
それ以来、私の宝物なのですが、
何せこのボリューム!
真ん中のダイヤは1.5ct.もあって、とてもじゃないけど身に付ける勇気も自信もなかったのです。
いや、このリング、若くてもダメだし、年齢いってても貧相だと似合わない、指輪に負けてしまう…そう思いつつ、宝石箱にしまい込んだまま、あっと言う間に23年も経ってしまった!
最近、もうそろそろいいかな…と、思って、
着物などを着た時にたまーに付けています。
まだまだ、これが似合う「風格」はないけど(体型だけはどっしりしてるかー)、いや、この際、心意気だけで身につけるか~!
うちの会社の若いスタッフにも言ってますが、
時計でも財布でも何でもいいから、物を買うなら、
「今の自分より1ランク上のものを」
今はそれに見合う自分じゃなくていいから、出来るだけ良いものを身につけるのです。
後は、それに相応しい自分になるよう、努力していけばいいだけだから。
しかしなあー、この指輪が似合うのは、マツコデラックスか私ぐらいだろ~
…ぐらいになりたい。
もう、可愛いとか、ふんわりとか、言うてる場合ぢゃないのだ。
世界No. 1を目指す会社の、
しゃちょーふじんだからね!