春に想い、春を想う。 | 狛江発!笑う社長夫人のニッポンセキララブログ

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「週刊大衆」で人妻評論家として15年に渡りエッセイを連載後、日本では珍しい特殊撮影の会社「株式会社ロケット」を狛江市にて夫婦で起業、取締役に就任、今年6月で12年目を迎える。会社でのこと、家庭でのことを、関西人ならではのオモローな切口で書いて行きます!

一目で恋に落ちてしまいました。

見た瞬間、胸の鼓動が聞こえて。

見ているうちに、心臓のリズムが速くなって。

私のものにしたい、

手に入れたい、

すぐにでも!!

私の中の私が駄々をこねたもんでね。

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作者は、杉谷知子さん。

切り絵作家であり、ライターもされています。

杉谷さんのブログを読むと分かるのですが、

どうりで、作品に添えられている文章が情緒深いはず(インコの松子も可愛い)!

杉谷さんのことは、以前から存じ上げており、
何かの集まりですれ違っていたりしたのですが、言葉を交わすこともなかったのです。

そう、この切り絵が縁を繋いでくれました。

「あの…お嫁に欲しいのですが、支度金はおいくらぐらいでしょうか?」

恐る恐るメールをしたところ、

予算内だったのでホッとしました(笑)。

お嫁入りは、直接手渡しで。

登戸にあるフレンチレストラン、


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お得なランチプレート!

杉谷さんは、たおやかでいて、風格ありました。

話しているうちに、私が20代の頃、ライター時代に同じ雑誌で執筆していたことが発覚!

「たぶん、編集部で会ってるよ!」

縁て面白いです!

さて、切り絵のタイトルは「春」。

春って本当に苦手。

寒かったり、暑かったり、

別れがあったり、出会いがあったり。

環境が変わったりすると、気持ちに身体が追いつかないのです。

今年も、2月~4月にかけてバイオリズムが下がる一方だった私、案の定、体調崩して寝込んでいた時に目に留まったのが、 

動物や植物や、生命のドレスをまとった少女の佇まい。

少女が見上げる向こうに見えるのは、

何だろうか?

いや、見上げているのではなくて、下界に降りてきた柔らかな陽の光を浴びているようにも。

どちらにせよ、「希望」と言う単語が思い浮かんだのです。

カラフルなお花のドレスに潜んでいたのは、森の可愛い生き物たち。

うさぎやモグラやカエルや…春を待っていた可愛い君たちが見え隠れ。

不安や恐れもあるけど、命が芽吹く季節だから、

顔を上げていこう…そんな、明るい気持ちになりました。

春めいた…と思ったら、あっと言う間に通りすぎてしまう季節が春。

私の人生であと何回訪れるのか、

たぶん、50回も来ない春。

生温い風と、冷たい風と、

くるくる表情が変わる春。

だから、味わおう。

別れも出会いも、きちんと味わっていこう。

この切り絵と共に、毎年、春を迎えていこう。  

そんな気分にさせてくれた一枚、

これも縁ですね!

それでは、明日もにんみつワールドで待ってんで!