カメライターとしてのかさこさんについて。 | 狛江発!笑う社長夫人のニッポンセキララブログ

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「週刊大衆」で人妻評論家として15年に渡りエッセイを連載後、日本では珍しい特殊撮影の会社「株式会社ロケット」を狛江市にて夫婦で起業、取締役に就任、今年6月で12年目を迎える。会社でのこと、家庭でのことを、関西人ならではのオモローな切口で書いて行きます!

17年間、ほぼ毎日、ブログを更新している人がいます。

http://kasakoblog.exblog.jp/24175124/

かさこたかさん。

言わずと知れた、有名ブロガーで「かさこ塾」の主催者です。

ブロガーとして、また、かさこ塾に関しては書く方が沢山いるでしょうから、今更書きません(笑)。

実は、かさこさんに「カメライター」として、仕事を依頼したことがあります。

私が所属する株式会社ロケットは、日本では珍しい特殊撮影の会社。特に音楽モノやスポーツイベントに強く、ミスチルやEXILEのツアーや、昨年は、羽生結弦選手が最初の世界最高点を叩きだしたNHKフィギュアスケートの収録を担当しました。 

ちょうど1年前、リクルートサイトを新設するにあたり、普段は黒子に徹する弊社の若手スタッフの姿や音楽や映像に対する思いを、出来るだけ多くの人に知ってもらいたい…と、白羽の矢を立てた人物が、かさこさんでした。

facebookでかさこさんが、インドで撮った写真を拝見し、「生死観」が漂う良い写真だなあ~と、思ったのと、カメライターと言って「ライティング」も頼めるから効率がいいと思ったのです。

でも、今だから書きますが、

納品まで気が気でありませんでした。

なぜなら、前回、ホームページの写真を依頼したカメラマンは、有名ミュージシャンの写真集を手掛けたりする有名なカメラマン。

もちろん、作品は一級品、格好良くて素晴らしい写真ばかり。

その方を蹴ってまで??

加えて、弊社は撮影に関してプロ中のプロ。特に社長は、作品に対して厳しく、妥協は一切しません。

だから、社長の要求するレベルに達しない場合は…などとドキドキしました。

それでも、かさこさんに頼んだのは、

普段のスタッフを撮って欲しかったから。

特に、今回はリクルートサイトなんだから、カッコイイ写真より、共感を得てもらえるような20代の若者の「等身大」の写真が欲しかった、

「素顔の彼等、彼女等」の写真が欲しかったのです。

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未来を見つめるガテン女子スタッフ。

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カメラを持つ手がかさこさん。撮影byにんみつ。

結果は大成功で、撮影中、弊社スタッフとかさこさんは和気あいあい。

自然体で、笑顔あふれる写真をたくさん撮って頂きました。

また、かさこさんの写真を中心に構成したサイトは、爆発的な検索数を記録し、渋谷ヒカリエでの会社説明会を企画すれば、用意した会場が二日間ほぼ満杯になるほどに。

こちらがリクルートサイト⬇︎


そして、もう1つ、面白い現象が。

弊社の目玉は「Robycam」と言う、4点吊のケーブルカメラシステムを使っての撮影ですが、この機材は、測量士さんに来てもらい、会場の中心点を測って出た数値をコンピューターにプログラミングして動かすんですね。

測量士さんって、普段は公園や橋を作る際に、なんか測っている…みたいな、じみーな仕事のイメージしかない(笑)。
 
その測量士の方々の、撮影とインタビューもかさこさんに頼みました。

後日談ですが、この測量士さんのインタビュー記事を読んだ大手広告代理店の担当から、測量士さんの事務所に直仕事依頼の電話がかかってきたそうです。

これは、凄く意味のあることなんですよ。

測量士って職業は、世襲制が多いし、ほとんどが国とか県とか都レベルの発注なので、決まりごとが沢山あって「決まっていることをその通りする」のが慣例なんです。

それを、ライブ会場やスタジアムに呼ぶなんて前代未聞で、日本中どこを探しても、こんなことやるのは弊社ぐらい…でも、その挑戦が、弊社以外の会社から出てきた。

もしかしたら、もっと輪が広がるかもしれない。

地味で固くて変化のない、そもそもなんの仕事か?そんなマイナーな仕事が、もっと汎用性があって、若い人たちにとって、色んなチャレンジが出来る職種になるかも知れない…

そんなワクワクする展開になったのは、かさこさんの写真と文章のお陰だと思うのです。

さて、本日は、かさこさんのお誕生日だと聞きました。

これからも、益々のご活躍をお祈りします!