大晦日にfacebookとの距離の取り方について考えてみた。 | 狛江発!笑う社長夫人のニッポンセキララブログ

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「週刊大衆」で人妻評論家として15年に渡りエッセイを連載後、日本では珍しい特殊撮影の会社「株式会社ロケット」を狛江市にて夫婦で起業、取締役に就任、今年6月で12年目を迎える。会社でのこと、家庭でのことを、関西人ならではのオモローな切口で書いて行きます!

ここ半年あまり、私の周りで、facebookを止める(アカウント停止)、または、「卒業する」という人が増えています。

理由は様々ですが、

いいね!の数や友達の数を気にしてしまう、

スマホばかり弄るようになり、家族関係がおかしくなった、

要らん人脈が増えた…

要は、facebookを通じて出来た人間関係に疲れたという事なんだと思う。

facebookに関しては、これまでも何度かblogに書いてきました。

良い面も悪い面もある。

良い面は、

①刺激的な情報や新しい出会いがある。

遠く離れたところに住んでいる人と交流できたり、他人のフィードで為になる情報を得たり出来きたりしますし、
「なるほど、こんな考え方もあるのだ」と、新しいものの見方が出来るように。

②、自分のビジネスの宣伝、発信、集客の有益ツールになる。

私の場合、「特殊撮影」という、日本ではマイナー(ヨーロッパでは地位が高い)な職業を広めたい、または、その特殊撮影を生業としている株式会社ロケットを知って欲しい…と、ロケット公式facebookを立ち上げ、会社に関すること、女性だけの特殊撮影チーム「ロケットガールズ」などの情報を発信し続けました。

成果はじわじわ現れ、会社の理念や、スタッフたちの頑張りの様子に共感してくれる人が増え、コンサート会場に行けば、アーチストと同じように撮影スタッフに目が行ってしまう…そんなメッセージをたくさん頂きました。

撮影業界でなく、一般の方々に、弊社や特殊撮影を知って頂けたことが嬉しいです。

特に効果があったのがリクルート。

マイナーな職種ゆえ、業界は万年人手不足。
マニュアルもないため、人材の育成が課題でした。しかし、facebookで募集をかけると、コンスタントに一定数の応募がありました(ロケットガールズに入りたい女子が多かった)。

今年初めての会社説明会では、46名の応募があり、来年4月からは5名の新人が入社します。

③自分のコンテンツの入口になる。

私もそうですが、blogを書いてる人は、facebookから自分のblogへ誘導すると、blogだけ書いている時よりもより多くの人に読んでもらえる。
ホームページも同様です。

悪い面としては、

❶依存の温床になる。

facebookは、中毒性があります(笑)。
いいね!をしてもらえると、まるで褒められたような気持ちになり、もっともっと「いいね!」が欲しくて、facebookを弄っていると、気づけば優に時間2時間は過ぎている(笑)。

その時間をもっと他の事に使えていたら…そう思うと…ゾッとしませんか?


❷余計な付き合いが増える。

嫌と言えない人、断れない人は要注意。
付き合いが増えると、接待交際費も増え、セミナー貧乏の方も多いと思う(アホボケバカクソカスセミナーの多くがfacebook経由)。

❸他人との比較材料になり易い。

facebookで「華々しい活躍」をしている知り合いの投稿を見て落ち込む…なんて人、多いのでは?

一見羽振りが良さそうでも、倒産寸前の社長さんとか結構いるけどね(笑)。

気になるなら、見なけりゃええねんけどなあ。

❹自分軸が無くなる。

コミュニティで自分以外のメンバーが集まって、飲み会をやっている写真を見て「仲間外れにされてる」って、落ち込んだり…(笑)。
自分じゃなくて、他人軸で物事を考えがちになる。

劣等感の強い人は要注意、自分の生活ペースが乱れる原因になります。

…まあ、表があって裏がある、光があって影がある。

うまく距離を取ってやって行くことが基本だけど、そうは行かないのが人ってもんさ。

それでも、facebookはツィッターに比べれば、「優しいコミュニティ」だと思う。
なぜなら、自分の投稿を肯定的に捉える人が否定する人より多いから。

「風邪ひいた」とupすれば、大丈夫?が沢山付くし、愚痴をこぼせば励ましコメント、誕生日には「おめでとう」が世界中からくる(返信が大変なので私は非表示)。


その優しさに甘えていては、本当の自分の人生を見誤りそうな危機感を覚える今日この頃。


本当の自分、本当にやりたいことは、ネットの中ではなく自分の心にある。

自分の一番の応援者は自分なんだ、そのことを再確認しつつ、大晦日は「笑っちゃいけない」を観つつ、おせち料理作りに励みます!

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今年もお世話になりました!

来年も図太く生きてくでぇ~!

2016年もにんみつワールドに遊びに来て下さい~!

よいお年を~!