Facebook有名人には気をつけた方がよい件 | 狛江発!笑う社長夫人のニッポンセキララブログ

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「週刊大衆」で人妻評論家として15年に渡りエッセイを連載後、日本では珍しい特殊撮影の会社「株式会社ロケット」を狛江市にて夫婦で起業、取締役に就任、今年6月で12年目を迎える。会社でのこと、家庭でのことを、関西人ならではのオモローな切口で書いて行きます!

誰も知らないfacebook有名人のお話。

一時期、facebookのメッセンジャーで、

「ベストセラー作家の◯◯◯先生のセミナーがあります!」

「色んな分野で影響力のある△△△会長の講演会に参加しませんか?」

「◯◯◯さんだったら、貴方に有益な人を紹介してくれますよ!」

…なんたらかんたら。

めちゃくちゃ成功者で、

すっごい偉い人物で、

ものすごい億万長者で、

つまりは、

その方とお近付きになることが貴方の成功へ道である、と言わんばかりの、

とーーーーってもありがたい(迷惑)お誘いを、あちらこちらからもらいました。

紹介してくださった方も、

「え?知らないの?◯◯◯さんをどーして知らないの?」

…って、知りませぬ。

「こんな凄い人と知り合いである俺はもっと凄い!」

…って、知るか、ボケッ!

何度スルーしても、プロフ付きで同じようなメール文がエンドレス。

「こんな偉大で超有名人を知らないお前は馬鹿か?」

そんな風な上から目線、

…ったく、私にしてみれば、誰よ、誰?

よくよく聞いてみたら、有名人は有名人でも、

facebookの世界でだけの有名人。

はっきし言って、

facebookなんて虚構かハッタリ。

そこで有名人と言われても、

あーーそうですか、そーなんですか。

確かに、私を含め一般人は有名人に弱い。

だからって、人と付き合う時に、

相手が有名だとか無名だとか、

偉いとか偉くないとか、

どーーーでもええ、

そもそも有名無名の基準が分からんし。

それでも、過去に一回、30代の女性で自称「スマイルコーチ」の方から、

「お話したいことがあります」

と、メールをもらい、軽い気持ちで待ち合わせたことがありました。

渋谷のコーヒーショップに行ったのですが、その日は、大雨で足元ぐしょ濡れ。

席に付いてしばらくしたら、目の覚めるような真っ青なスーツ姿の女性が前の前に来て開口1番、

「写真とずいぶん違いますね」

「(ああ、悪かったな!暴風雨の中走ってきて、化粧も全部落ちたんや!)」

「一回お話してみたかったんですよ!」

「(そ、それだけ?)??」

「ところで、にんみつさん、facebookで◯◯さんと繋がっていますよね?会ったことがありますか?」

「?????」

「◯◯さんですよ、彼、投資家で、大金持ちで、今は世界中旅行してて、各国からfacebookに投稿してるでしょ?アイドルグループの△△さんともよくツーショットで写ってるし」

「………」

「会ったことない?そーなんだー!私はよく彼のセミナーの司会やってるんです!何度も会ったことあるし、仲いいんです」
  
その後も、永遠続くfacebook有名人と知り合いだよ自慢。

…もう、時間返して!

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うっかり行ってしまった私も私だけど(笑)。

アメリカでは、有名人の名を借りて自分を大きく見せようとする人のことを、

Name dropper(ネームドロッパー)と言うのだそーだ。

しかし、この場合、名前を盗む人以上に、

有名人と呼ばれる人物がキナ臭い。

人生は目立ってナンボ!だが、

似非有名人の傘に隠れ、

怪しい金儲けをしようとする輩には、

気をつけた方がよいと思う、

自戒の念も含めて。

と言うことで、明日もにんみつワールドに遊びに来てや~!