このオークションは、東京・神田神保町の古書店で作る団体が開き、江戸時代以前の古書を中心におよそ2000点が出品されました。ここ数年、神田神保町にも中国からの買い付けに来る業者などが増えていて、ことしは唐本と呼ばれる中国などの古書の出品があわせて163点と、去年の2倍以上に増えました。12日は業者が入札の価格を考える下見会ですが、午前中、さっそく中国から買い付けに来た業者が会場で品定めをしていました。北京から来たという業者は「予算はおよそ60万元、日本円にして720万円です。気に入ったものがあれば値段は多少高くても大丈夫です」と話していました。中国文学に詳しい山梨県立大学の名和敏光准教授は「経済発展が続き、中国では古書の価格が高騰し、逆に日本の方が安い状況になっているため、いいものを仕入れようと中国から来るのではないか」と話しています。この古書のオークションは、13日まで一般の人を対象にした下見会が行われ、日曜日と月曜日に入札が行われます。
――NHKニュースより
へぇ、こんな状態にあるのですねぇ。
梅田