どんなにいい親子関係でも、人と人の関わりである以上、
何か思うところとか引っかかるところがある人は多いと思う。
もうおばさんになって、
普通なら自分が親になっているだろうに、
こんなことを言うのもお恥ずかしいけれど、
なかなか消化できないことがいくつかありました。
すでに故人になりましたがモラ父に言っても通じないので、
しばらく忘れていましたが、
母も高齢になってきたので、弱っちゃう前に聞いておこう、と思い
会った時やフェイスタイムで話す時に、聞いてみました。
余談ですが、
モラと普通の厳しい人の違いは、
言っても通じない、です。
経験したことがない他人は、「話し合いなさい」と必ずアドバイスしてきますが、
その話し合いにならないのが、モラです。
話し合った体になって、うっかりこちらの主張が通ろうものなら、
永遠に文句言われます。その時の口調を真似されたり、嫌味言われたり。
相手が子でも親でも関係ありません。
論破されたり、説得されるのが大嫌い。
いつも相手をコントロールしたい。
それがモラ。
詳細は省きますが、答えは
まさかの
「そうだったかしらねえ」
!!!!!
私が当時とても辛かったこと、長年そのために遠回りしたこと、
今でも続くコンプレックスになっていることなど、
あれはなんだったんだ?
私の二十代を返しておくれ・・・
子想い家族想いの良い母ですら、こんなものです。
やりたいことがある若い方は、
長期的展望に立ち、きちんと作戦というか計画を立て、
必ず実行してくださいね。
まあとにかく、
要するに親子でさえ、自分が相手にしたことは大して覚えてないし、
毎晩毎晩私が涙を流して抗議したことさえ記憶にないらしいこと、
あんな高齢者に今更何を言ってもどうにもならんなという事実、
インナーチャイルドの癒しとかなんとかいうのを飛び越えて、
馬鹿馬鹿しくなってきました。
これからは自分のしたいことをして生きていこう・・・
と思った、新月の出来事でした。