最近は夫と日曜日に買い出しに行くことが多かったけど、

コロナ明けということもあり、家でゆっくりしたいと言うので、

土曜日に私一人でお出かけ。

 

日本人会の図書館に、本の返却に行ってきました。

もちろん違う本も借りに。

前回の本は、ジャケ買いならぬ装丁借りをしたのですが、

見事に外してしまいました。

Amazonの評価はすごく良かったけど。

オバチャンになると感性が鈍るのかしら。

 

マニラ日本人会の図書館も、事務室にいる女性も、日本語ができません。

ちょっと意外でした。

というのも、私がこれまで住んだことのある都市は、

日本語能力者が非常に多くて、日系企業はもちろんのこと、

通りすがりのおばさんが日本語で話しかけてきたり、

何気なく入ったカフェやお店のスタッフで、

流暢な日本語で対応してくれる人が結構いたからです。

しかもその人たちは、そのお店が日本人顧客を増やしたいと思ってるからではなく、

日本のドラマが好きだったから、日本のアニメが好きだから、日本のバラエティが好きだから、

という理由で独学で身につけた人たちでした。

すごいよね。

 

で、その日本人会を出てから、運転手さんとの待ち合わせまで5分くらいあったので、

ちょっと散策しようと思い、その辺りをぐるっと回ったのですが、・・・誰も歩いていない。

大通りを車は結構通るのですが、歩行者は皆無。

週末のオフィス街だからかな?と思ったけど、

その気になれば、ひったくりもできるし、銃撃も出来るし、誘拐もできるなあ・・と。

夫や運転手さんがいつも私に「そんな遠くまで歩いて行ってはいけない」という理由がよくわかりました。

都内なら絶対歩くか自転車で行く距離なんですけどね。

いろんな出会いや出来事を求めて、どんどん出かけて行くことは素晴らしいと思うけど、

まずは安全があってのことだし、

私がここにいるのは自分のためではなく、夫のサポートであることを改めて肝に命じました。

具体的に何かあったわけではないけど、そんなことを感じた出来事でした。