さて、火曜日、市内観光の日。
台風の影響を受ける中、夫はセブへ、私は世界遺産のあるマニラシティへ。
マニラ、というのは正確にはマニラ首都圏と言って、東京都23区のようなもの。
その中に、マニラ市、タギック市、パサイ市とかがあります。
何度聞いても耳に入らない、元スペイン語系の名詞やタガログ語。
今日行くところは、スペイン時代の古い遺跡や建物が残るエリア。
ドライバーさんの今の事実婚の奥さんとの結婚の経緯とか、
でき婚じゃなかったらきっと結婚しなかった、とかいう話を聞きながら、
第一の目的地、マラカニアン宮殿へ。
ここは一週間前くらいに予約すると、中を見学できるそうですが、
今回は急だったので外から眺めるだけ。
途中、ローカルエリアを通り抜けました。
なんていうか、スラムではないけど、リアルなフィリピン人の生活が垣間見えました。
ドライバーさんによると、昔はこの辺は本当に危険で、絶対歩いちゃダメなところだったけど、
ドゥテルテが犯罪者を一掃してから、すごく安全になったそうです。
今なら、私が一人で歩いていても大丈夫、だそうです。ま、用事が無いけどね。
写真を撮るのは面白がってるようなので、やめました。
マラカニアン宮殿は、正面付近は封鎖されてて、横の方から門のプレートだけ車窓から写真をパチリ。
その後、イントラムロス、というスペインが作った要塞の跡地、とその中にある教会や博物館を見学しました。
イントラムロスのインフォメーションで色々見てたら、これは1607年にできたとのこと。
ドライバーさんに「1600年は歴史上世界中で大きな出来事があった年なんだよ。日本では東軍と西軍が戦って」と話していたら、
デスクにいたおじさんが「トクガワイエヤス、セキガハラ」と言ったので驚愕。
歴史オタクは世界中にいるのね。
スペイン独立の父ともいえるホセ・リサール博士が幽閉されていた建物が博物館になって、
そこも見学しました。
リサール博士が処刑された場所は、今は大きな公園になっていて、独立記念日には大統領が大きな式典を開くそうな。
リサール博士は日本にも縁がある人なので、興味があったらググってね。
戦後に再建されたマニラ大聖堂と、世界遺産のサン・アウグスチン教会も軽く見学。
サン・アウグスチン教会から帰るとき、ドライバーさんが車を取りに帰ったので私一人教会内で待っていました。
なんか知らんけど、やたら親切なおじいさんが、車が戻ってくるのを見に行ってくれたり、
車が来たら教えてくれたり、
ドアを開けて「カワイイ。マタネー。サヨナラー。アリガトー」と見送ってくれました。
あの人はあそこで何をしていたんだろう?
フィリピン人て、ほんと親切。
その後マニラベイエリアを通り抜け、事前の約束通り、
フィリピンが誇るジョリービーという国民的ファストフード店でランチ。
夫から「奢ってやれよ」と言われてたので、まあ言われなくてもですけど、
ご馳走しました。
ハンバーグと甘いパスタと、フライドチキンとライス、の変な(失礼)セット。
とコーラ。
私は「アロハ」という名前のパイナップルを挟んだハンバーガーとフレンチフライ。
とコーラ。フレンチフライは、ドライバーさんに食べてもらったよん。
これが意外に美味しくて、でも重くて、晩御飯は食べられなかったのでした。
その後日本人会の図書館で時間を潰そうと思ったのですが、
台風っぽ雨が強くなって来たので、バイクで1時間くらい帰るドライバーさんも心配だし、
一旦家に戻って様子を見て、ダメだったらモールで時間を潰そうということにしました。
幸いエレベーターは復旧していたので、
エントランス前で降ろしてもらい、思いがけない半日観光がおわったのでした。
色々ドライバーさんと話をして、
以前書いていたような保守系政治ブログが書きたいような話題もあったけど、
今回はやめておきます。
来週はフィリピンは三連休らしいので、またちょっとどかに行けそうです。
ビーチじゃないけど。
では、昨日サボった掃除を頑張ろうっと。