【公明幹部「解散できる状況ではない」相次ぎ発言、首相にクギ刺す 毎日】

記事主意:【石井啓一公明党幹事長も解散に慎重な判断を求めた、会期末23日日に迫る中で公明幹部が相次いで首相の解散権行使にクギを刺した】



【岸田総理が専権の衆院解散権を行使懸念】? ・・・ 岸田総理だから、それでも見境なく突如行使可能性が在る。それも、惨敗見通しでも強行を。

貧乏になったら頭まで悪くなる例えで:【貧すれば鈍する】教示在り。行き詰って如何にもならん時に一瞬の快楽や利益に走る馬鹿な刹那を執り易い。



岸田総理が、その前の自民党総裁選で、自分の性格を【他人の話を良く聴く耳が】と、安倍元総理の尖ったリーダーシップ性をやんわり批判した。

然し、【他人の話を良く聴く耳】を求められる職位とは『世帯数が10先前後の町内会長』職を言う、世帯数が20先以上なら論議はまとまらない。



㊟町内会程度の論議が膠着(=仲間割れの派閥が生まれ易い)なら、会長は中庸を執り専決で良い、言及で他人の批判や欠点だけを慎めば良い。

総理大臣に必要なのは、民主主義の欠陥で在る『国会論議に膨大な時間が掛る』現実を解決に、「大統領制」の様に或る意味で「雷親父」になること。



この二年間、岸田総理の性格:【他人の話を良く聴く耳】が原因で、自民党の古参も若手も恰も大空に解き放たれた自由な鳥みたいに飛び回った。

どんな言動でも自民党内で自重規制が無いから、新人議員までが自由な発言や況や自己行動規制心までが失せた様な醜聞を繰り返した。



要するに、岸田総理は就任時から自民党議員等から侮られている。「侮られる」理由は、岸田総理の言葉には行動力の裏付けと威厳が無いからだ。

単に、国会議員次元なら会合や議論や陳情先に対して【他人の話を良く聴く耳】が大事だろう。然し、国の顔と成れば話がまったく違って来る。





【解散見送りで窮地の岸田首相〝一発逆転ホームラン〟時間稼ぎの策とは 会期大幅延長できなければ「総裁選」再選の目はほぼない 夕刊フジ】


かつて、小泉自民党議員が総裁選と国政選に於いて、公約を:【(言うことを聴かない)自民党をぶっ壊す!】で最多当選に導いた。

先の見通しも、況や国の正夢も政権が述べることが出来無い混迷の時期では、社会が理想的な為政者像に【雷親父】を求めるのが常で在る。



然しながら、今の自民党に局面打開で敢えて【(言うことを聴かない)自民党をぶっ壊す!】と声を荒げる議員が一人もいないのが情けない。

まさに、今年の地方選や国会補選で連戦連敗の自民党ゆえに、議員須らく【貧すれば鈍する】状態に陥った侭で在る、そこまでも馬鹿だったのか!



6月全国世論調査で、政党支持率が自民27%に低下の一方で無党派層が遂に40%台に駆け上った、こんなことは初めてだ。

但し、この7カ月で無党派層が20%以上駆け上った一方で、野党の支持率が伸びていない。即ち、野党が自民離れ票の受け皿に非ず、これも初だ。



自民離れ票は、結局:【自民はつまらんが、自民の代わりは自民しかないか・・・】で在るが、それでも【自民党自身が変わって欲しい】と希望する。

さりとて、今の自民党議員高官に人望と品格と有能が在る方は限られている、有能で在るが党内では力不足も。 ここは、若手抜擢の勇気を持て!