【内閣支持21%、不支持60% (NHK世論調査6月7日から3日間)】


マスコミ各社の全国世論調査外注先は同じ様なところ、それにしても内閣支持率と政党支持率が各社で相違している謎とは? 

・・・ 中には毎日新聞だけが何時も他社と大きく乖離した統計で在ることを、それでも全く意に介しない不思議な"現実"も在る。



「毎日新聞は世論調査結果が他社と乖離」 ⇒ マスコミ各社が開示したがらないのが「質問項目」、各社の「質問方法」で答えが大きく変わる。

例えば「内閣を支持?」項目でも、毎日新聞なら「いつ総理に辞めてもらいたい」と糺す。この様に、毎日新聞が自社が望む方向に民意を誘導している。



『毎日新聞「いつ総理に辞めてもらいたい」』質問方法 ・・・ そんな風に電話で訊けば、凡そが『いま』と答える比率が高くなると判っているからだ。

そこでは、【有権者に対し新聞に因る印象操作】が在る。即ち、【新聞が国民の総意を『創る、誘導』】と言う驚くべき民主主義否定の企みが発露してる。




次に、全国世論調査と表し各社(含NHK)調査数が『決まって2,500人前後』で在る。

全国有権者数が7,000万人台として、それを『たった2,500人前後』の電話調査で総意を計るのは 既 に 統 計 で は な い 。



即ち、『たった2,500人前後』"全国世論調査"でも【回答率が60%以上】が先ず無く、多くが【50%台】で在る、中には【50%未満】を散見する。

望むべきは【60%以上】で在り、逆に【50%未満は調査先が有権者から信用されていない】ことが良く判ります ⇒ 【50%未満】が良く現れるのが、実は沖縄の新聞:琉球新報と沖縄タイムスで在り、有権者が警戒する。



従って回答率【60%以上】在れば結果は似た様に成るから先ず懸念無し。

次に【50%台】は懸念在りで、選挙戦終盤にどんでん返しも在る。最悪なのが【50%未満】で、調査と結果が違って来る。こ れ が 統 計 だ 。



要するに、マスコミ各社の全国世論調査は【①調査数規模が適正か? ②回答率が何パーセントなのか?】を先ず見ることが肝要です。

次に、質問方法の言葉がマスコミに因る世論誘導形式になっていないかを精査する必要が在ります ⇒ 毎日新聞が執るのが世論誘導形式なのです。




では如何したら世論調査で総意が出るの? ⇒ 極めて単純なことで、調査数を限りなく増やすこと一点です。

最も、マスコミにとっては調査コスト増加で苛まれることに成るが、だからと言って「手抜き」を是は大間違い、統計は世論騙しに悪用されるからだ。



なお、前回衆議院選挙告示一週間前に朝日新聞が全国世論調査で結果を予想:【自民党が絶対安定多数議席を獲得】 朝日新聞だけだった!

・・・ 対して、全国他社は揃って:自民党の醜聞増加で【政権交代が起きる】と予想した、それもマスコミ各社が自分ちの"全国世論調査"を持ち。



【他社は揃って、自民党醜聞で政権交代と予想】 ・・・ 衆院選投開票の選挙特別番組で司会の「漫才芸人・太田氏」が"予想"に舞い上がった。

然も、あろうことか、自民派閥高官の二階議員に悪態を吐いたTV生取材場面を覚えている方も多いのでは。当然にTV局も太田氏も自省が無いガ。



選挙番組司会者「漫才芸人・太田氏」と、全国マスコミ各社共々が間違った選挙予想判断をした理由は、太田氏と各社が【たった2,500人前後】の世論調査を鵜呑みにしたからです。

即ち、朝日新聞以外のマスコミが策士策に溺れるを地で行った訳なのだ。



なお、唯一【衆議院選告示一週間前に朝日新聞:『自民党が絶対安定多数議席獲得』】の理由は、朝日新聞の全国世論調査数が我が国マスコミ史上で最大数の【380,000人】だったので、国民の総意が結果に現われた。

総理支持率是非 ・・・ 参考に、2,500年前孔子が為政者像を:【10人が10人「悪い」と言うのは悪人で在る、10人が10人「良い」と言うのは善人で在るはずがない、「善人」とは5人が良いと言い5人が悪いと言う人を指す】 




【NHK 自民党25,5% 無党派層44,0% 立憲民主党9,5% 日本共産党3,0%】 ⇒ 自民党に怒った自民党岩盤支持層がストレートに無党派層に流れたことが良く判ります。

自民に怒った自民岩盤支持層が何故か野党の雄で在る立憲民主党に流れ込んでいない! 日本共産党3,0%支持率も、この10年間の定位置に。全国世論調査で質問項目を公開するNHKだからこそ、その謎が判る!



結局のところ、自民岩盤支持層が無党派層に流れる一方で野党が恩恵
を授かっていない事実は:自民岩盤支持層が【今の自民はつまらん、さりとて自民の代わりは自民しかいないのか・・・】と残念がっていることが発露した。

然し、今回の衆院選では【今度ばかりは自民にお灸を据えてやる!】可能性が大きくなる。自民が15年前に下野の悲劇の原因が:『不祥事連発に自民が浄化能力に乏しい』からだ。法律の前に、道徳を糾されたのだ!!



なぜ野党の雄で在る立憲民主党が今もなお支持率が低空飛行を?

⇒ 有権者が須らく立民を評し:【政権批判よりも政策提議を】 悲しいことに、立憲民主党が15年前の民主党時代も今も民意を汲み取れないから。



今回の衆院選では15年前の政権交代が起きるかもしれないが、だとしても旧民主党の様に政権が3年持てば良い方だ。

なぜなら、何時も【政権批判だけで政策提議無し】が党是ゆえに前回もそうだった、そして今も国政運営が担える有能な人材が皆無だからだ。それは至極当たり前で、政権批判だけが仕事の立民ゆえに能力を超えるからだ。



さあどうする、岸田総理! 挽回の一手は節目に総理大臣辞職で自民総裁に出馬せず譲ることしかない ⇒ 今度ばかりは岸田氏の政治信条「人の話を聞く耳が」と言う町内会長の職みたいなことを言わずに独断を望む。

次の総理像は11年前の安倍晋三議員の様に【リーダーシップ】が在ることに尽きる。即ち、混迷の時期に必要な人は【カミナリ親父か肝っ玉母さん】と言うリーダー像が日本国に求められます。夢を、正夢を語れる人を総理に!