【中國・内モンゴル自治区出身で日本帰化の静岡大の楊海英授(文化人類学)  産経新聞に陸上自衛隊がX(旧ツイッター)で硫黄島を「大東亜戦争最大の激戦地」と表記し、その後撤回問題で「一種の言論弾圧、国民の生命と財産を守る自衛隊に対し、過去の戦争を持ち出し批判めいた報道は止めて欲しい」】

【陸自が東京都の硫黄島を「大東亜戦争最大の激戦地」と表記】 ・・・ 日本国内初の地上戦が小笠原諸島から280km以南の硫黄島で起きた、あんな小さな島で日米両軍戦死数が5万人、日本軍行方不明者が11,000人。



硫黄島の終戦は1945年3月30日で、今年は日米両軍生存者や両政府関係者や国会議員ら総勢400人で慰霊祭が行われた。可笑しいことに、なぜか日本側マスコミ陣が一社たりとも硫黄島慰霊祭取材に来なかった。

因みに、硫黄島で米軍海兵隊(20歳前後)が約9千人戦死の報道が米国で在ったかどうか不明。あの時期、ゼロ戦に拠る特攻隊攻撃で米軍艦船の被害甚大時も米政府が報道管制で国民(米国の母親たち)に隠した。



参列の国会議員に、硫黄島守備隊長栗林大将の孫で在る再生担当・新藤義孝議員も ⇒ 未だ行方不明11,000人の帰還を演説表明した、有難い。硫黄島空自滑走路を外がして 発 掘 を 急 いで 貰いたい。

在日米軍サイトの報道では【今も11,000人の骸が硫黄島の地下に(=滑走路の地下)に、遺族の元に帰還を願う・・・】と、米国軍人なら政府に対し当たり前の【要求(=仲間を置き去りにしない米軍の矜持】を記載した。




【陸自が東京都の硫黄島を「大東亜戦争最大の激戦地」】  ・・・  もう一度、混乱を招いた原因は陸上自衛隊側に在る。ちゃんと、世界大戦・日米太平洋戦・インドシナ半島戦・日中戦・北方領土戦の区別をしないから。

戦争には三種類が在る:【防衛戦・侵略戦・国連議決集団的自衛権の行使戦】 ・・・ 硫黄島を含めた西太平洋海戦は日本のエネルギー補給路を確保させる我が国の防衛戦、それを大東亜戦争で一律括るのは正しくない。



・・・ 【侵略戦】とは、日本に拠るインドシナ半島且つアセアンのエネルギーと資源の侵奪を指す。

同時に、中國大陸北部に進出展開した日本陸軍の関東軍に拠る開戦を侵略戦(日中戦)と指す、宣戦布告無しの開戦だった。



・・・ 【北方領土戦】とは、逆に日本がロシアから宣戦布告無しに北方領土を侵奪(ロシアに拠る日ソ不可侵条約破り)されたことを指す。

因って、日本とロシアの間では今も国境線確定条約締結(日露平和条約)が無い!それを、やり遂げようとしたのが安倍晋三総理でした、あと一歩!



なお、【島嶼はいったん侵奪されたら奪還は困難、むしろ不可能と言える。だから我々は島を盗られる前に敵を叩きのめす(先制攻撃行使)】と陸上自衛隊幕僚が会見談話 ⇒ 憲法9条との整合性?主権護持が憲法です!

だってそうでしょう、現下を視れば北方4島も竹島も侵奪された侭だ!



主権内なら先制攻撃が国際社会正義で在り、同時に自衛隊も主権内で戦争行為を働く敵には真っ先に先制攻撃を噛まして叩きのめします。

そこに於いて、侵略者が自衛隊から叩きのめされても敵の政府は文句一つ言えません!なぜなら、我が国が国際社会正義を行使したからです。