【那覇に新たな鉄軌道導入? LRT整備計画の素案を那覇市が公表 28日沖縄ニュースQAB】

【LRT】 ・・・ ライトレールのこと、言わば軽トラック如しの列車。鉄路も小型で人口集積の首都で見かける、問題はそれでも鉄路を敷く土地が! 



これだけ車社会の日本で、今さら採算性が不透明の鉄路を敷設なのか、那覇市長の気は確かなのか?です。 

⇒ 先発【ゆいレール】は開業以来万年赤字、赤字補填は結局:【政府から財政導入】で債務超過"事業"に。



那覇市内を貫くモノレール軌道・【ゆいレール】開業数年前に、福岡北九州市(人口90万人台)のモノレールが開業したが数年後に黒字経営に。

これは独立採算の北九州市役所職員等が一丸となって営業努力の結果。





戦時中まで沖縄本島南部「軽便鉄道」が在った、先立ちがキビ運搬だったので糸満市等の都市近郊農村地帯の物流で機能した。

なお、当時「軽便鉄道の与那原駅」の残滓(=空爆から逸れた部分)が地元農協建物壁に一部残る。



この、ノスタルジアを醸す沖縄「軽便鉄道」の復活を要望する守旧派的な団体が翁長前知事時代から布教をして来た。

然し、自民:仲井眞元知事の中期4大計画に策定ないから不採算の結果と視る。とにかく、選挙になると仲井眞元知事の沖縄の将来計画以外の"美味しい計画"が続出して来る。 只単にカネ!肝心の教育投資は蚊帳の外!



【那覇に鉄軌道LRT整備計画】に付いて、形を変えて、戦時中迄の【本島南部の軽便鉄道】を恋しがる人たち(㊟当然に沖縄ゼネコンも乗っかる!)の稚拙な願望と視ます。ただ、それだけのこと(=6月の県議選公約化?)。

「それだけのこと」 ・・・ 必ず地方選挙や国政選挙前は、沖縄では与野党ともに桃源郷に誘う出来もしない【夢の実現】を公約に導入する。即ち、LRT整備でも実現なら15年位は地元民が政府のカネで飯が喰えるからだ!





那覇市役所がどうしてもやりたいなら縁故債発行(=市議会議決承認の予算書を提示し地場3銀行から借金)で、ご勝手に! 

銀行が貸す理由は、那覇市役所の財務内容は東証一部上場企業と変わらぬ健全さに在る。



序に、那覇市長のソロバン目論見は防衛省の米軍再編に伴う「米軍基地を擁す自治体の公共施設整備投資に【80%を助成】」と見做す。

翁長元那覇市長も、奥武山公園野球場規格をプロ野球化にする資金の80%(52億円)を貰った。 (注目 沖縄振興資金とは別枠!)





どうせまた、この手の「那覇に鉄軌道LRT整備計画」ってやつは真夏の幽霊(=選挙の時に必ず出て来るお化け)と同じだから、選挙が終わり喉元過ぎれば熱さを忘れるで、次の選挙まで一息吐くことになる。

なお那覇市内をたった10km前後縦貫の軽鉄路を敷く位なら、LRTの先駆西欧の中でもドイツの事例を那覇市役所幹部は市長に進言すべし。欧州首都街区のLRTを見学したなら、交通政策も調べたはずだ!!



⇒ ドイツの交通緩和政策:【基幹道路でも幅が十分な自転車専用走行レーンがカラー塗装され車両からも観やすい仕様】で、自転車取得費用も格安で行政が自転車通勤通学を奨励する制度で在る。二酸化炭素の排出削減にも寄与すると説明を。

行政が都心部の自転車通勤通学を交通緩和政策に執る ・・・ 自転車ツーリズムの先駆先進国は欧州です、こう言うところを、那覇市役所は注目しないといけないのでは。LRTは視覚的に映えるが、その前に脳みそを使え。