自民党派閥パーリー券裏金事件渦中 ・・・ 岸田総理の指導力不足が又もや露呈し、現行の"総務省に修正申告だけで免罪"の政治資金規正法の改正（＝脱税行為は刑事罰付加））すべきを、岸田総理が"視野に入れる"との半ば諦め努力言葉（＝努力だから責任は問えない）で〆た。
その最中、群馬県の県都前橋市長選で自民党候補が敗北を ・・・ やっぱり来た、無党派層が野党連合立候補者に流れ込んだのではない。県都前橋市の自民党岩盤支持層から野党連合候補に票が流れたのだ ⇒ 【（不祥事が続出する政権与党に対して）今度は自民にお灸を据える】
国政の流れが変わる気配の雲行を、只単に軽視するだけの岸田総理と各派閥高官の鈍感さに呆れる。自民党よ、１５年前の悲劇を思い出せ！
２００９年衆院選で政権交代が起き自民党が下野。然も、民主党が単独過半数大幅上回る３００よ議席獲得と来た。自民惨敗原因は、政権与党の不祥事連発に自民党岩盤支持層が【今度はお灸をすえてやる！】
なお民主党為政交代後に、あろうことか民主党最高顧問・小沢一郎議員が、水面下で下野した自民党と連立政権樹立画策をマスコミがリーク。緊急取材に小沢一郎議員曰く：【民主党には政権を担う人材が居ない】
【民主党には政権を担う人材が居ない】 ⇒ 小沢一郎議員の主張の証左を後に国民が目の当たりにした ・・・ 【このままなら日本が滅茶苦茶に成る】危機感を抱いた有権者が、３年後の衆院選で自民党に為政交代を。
あれから１２年後の今は当時とそっくりでは在りませんか。政党支持率に於いて、昨１２月から自民党支持率３０％台を無党派層が上回っている。その増加に自民党支持層が混ざってることに自覚がない自民党だ。
マスコミが内閣支持率だけを力説する報道が多いが、日本は議院内閣制だから内閣総理大臣は日本を統治する唯一の権原機関で在る国会だけが決める。従って、政権与党が総理の首を挿げ替えるだけで済む。
同じく、マスコミの全国世論調査も実に好い加減なものである。全国と称してマスコミは横並びでサンプル数が必ず２，５００人前後と来た。全国有権者数は８０，０００、０００人台で在る、それを僅か２，５００人で占う？
全国世論調査法も、あらかじめ用意した質問事項の答えを択一するだけで在る ⇒ これが、マスコミに依って支持不支持が大きく違う原因だ。択一方式なら、調査は自ずと返事が【誘導】される危険性が在るからだ。
宮崎です、昨夕に民放情報番組で【県民にスマホで問う、貴方が野党に望むこと】の結果公表が面白かった。集計法はスマホで語ってくれた方々の意見を集計して多い順番にパーセント表示を。実に手間が掛かる。
結果：野党に対して【①政権批判よりも政策提言を ②人材不足】 ・・・ ①と②だけで軽く過半数を超えていた。他には【野党は連携を】とか。
立憲民主党と日本共産党が揃って来る衆院選挙戦術を政権批判だけに的を絞っているが、それもまた１５年前の民主党政権の幻を追い駆けているだけ、自省と自覚が失せた泉健太代表で在る、何も変わっていない。
指導者は先を見通す場合に、過去の経験で良かった記憶だけを思い出して、先はこう在るべきの判断を下すことが多い。それが、失敗のもとだ。
