【イスラエルがパレスチナ自治区ガザ攻撃は、ジェノサイド(集団殺害)条約違反と南アフリカの提訴を、国際司法裁判所(オランダ・ハーグICJ)は集団殺害を防ぐ措置をイスラエルに命じる「暫定措置(仮処分)」を】

但し、【ガザに軍事行動停止は言及無し。イスラエルとイスラム原理主義組織ハマス(=首謀が同じイランでイスラム教世界帝国創設が夢)の戦闘や国際世論に影響を】



イスラエルに対して【ジェノサイド(集団殺害)条約違反と南アフリカの提訴】 ・・・ 20世紀まで悍ましい白人優位人種差別社会制度を執った南アフリカの提訴ゆえに、説得力が在ります。停戦提議は誰しも願うこと。

「人種差別社会制度」 ・・・ 実は日本もそうです、決して忘れては遺憾のです ⇒ 120年前明治政府が「北海道旧土人保護法」を造り、先住民族アイヌの日本人帰化を強いた。法律が廃棄は、なんと平成の世で在り今から30年前のことでした。これを、我が国知識人すら忘却の彼方に。


憲政史上初! 先住民族アイヌ出自・衆議院新人議員がたった一人で希代の人種差別法・「北海道旧土人保護法」廃棄を提議し、衆参両院で全会一致で廃棄を。我々日本人は、二世紀に渡り人種差別を執っていた。

明治政府の「保護法」とは名ばかりで法施行内容は「アイヌ語と文化を取り上げる」と言う言わば恐ろしい民族浄化法だった。 30年前の国会衆参両院全会一致決議を、とうに忘れた政権与党自民議員は覚醒を願う。



記事見出し記載:【イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘や国際世論に影響を】 ・・・ なにも変わらない、イスラエルが止めない!

2023年10月6日ハマスがイスラエルに3,000発の地対地ロケット弾(=イランの全面支援武器)を打ち込んだ ⇒ その結果が、現時点で【ハマス戦闘員の戦死数9,000人(戦死だけで軍人の30%喪失)】 総員330,000人のハマス態勢が既に瓦解したことが判ります。


では、昨10月6日のロケット弾総攻撃3千発(=90%をイスラエルが防空システムで撃墜)って何の意味が在ったのだろうか? 

⇒ 全く無意味だった! ガザ保健当局昨日公表「市民巻き添え死が25,000人(㊟第三国機関検証は皆無)」と言うパレスチナ西自治区住民に対する"ジェノサイド"の如しを生んだだけ。理由は【戦略】が無かったから。



50年前に対エジプトテロ組織ハマス(㊟実は創設がイスラエルで、エジプトがガザで造った対イスラエルテロ組織・革命評議会を潰し役目)の敵役と手を組んだのが我が国のテロ組織・連合赤軍で女ボスの重信房子)。

20世紀の第四次中東戦争迄の関係国は【イスラエル対エジプト】の戦闘だったが、50年も経つ現在ではエジプトがイスラエルと親交の舵切を執って来た、同じく中東の雄で在るサウジも。雄のサウジがやれば、他の中東勢力も次々にイスラエルと融和舵切を ・・・ これにイランが危機感を!



第二次世界大戦後のイスラエル建国時から、該当地域にエジプトに因る武力介入が開始? ・・・ この謎は、3,200年前からのエジプトとユダヤ民族との確執関係に起因すると見做す。

当時、彼の地で飢饉が起きてユダヤ民族が肥沃地域であるなエジプト・ナイル川沿岸地に移住を果した。ユダヤ民族はナイルで生活を立て直し元からの頭脳優績を活かしてエジプト王政権高級官僚まで出世を輩出が。


すると、エジプト為政側から「この侭ならユダヤから乗っ取られるかも?」と言う下らない被害妄想が醸されて、次第にユダヤ民族が政治的に疎んじられて来た。エジプト社会も上がそうなら民もユダヤを人種差別に。

そして、後にエジプトで虐げられて来たユダヤ民族が総意でかつての地に帰郷を決意して「エジプト脱出を執った」 ⇒ その領導者がユダヤ民族の現人神と崇められた【モーゼ】でした。


エジプト脱出の途で目の前の紅海に行く手を阻まれた際に、追手のエジプト軍も迫って来る危険が! 

・・・ ここから先は、ユダヤ民族の"神話"で米国映画で有名な【モーゼの十戒】で知るところ。モーゼが祈りで紅海に人道回廊を造り、迫るエジプト軍追ってからユダヤ民族を救ったとされる。


ユダヤ民族の窮地、正にユダヤ民族の存亡を懸けて救命に成功した【モーゼ】在りきのユダヤ民族"神話"。 

・・・ 結局、今のイスラエルも3,100年前にエジプト脱出時の怨念をエジプトに抱いた侭で在ることに代わりはない。



昨10月6日開戦直後に、イスラエル・ネタニヤフ首相が国家でもないパレスチナ西自治区に宣戦布告と言う世界史初の暴挙に打って出た。

然も、ネタニヤフ首相が【今度はハマスを終わらせる(㊟ハマス創設はイスラエルそのもの)】と続けた。最後にネタニヤフ首相が、【これは国家存亡を懸けた戦いだ】とおどろおどろ弁を噛ました。


ネタニヤフ首相が【これは国家存亡を懸けた戦いだ】の決意とは? ・・・ 当然に3,100年前のことをネタニヤフが指摘している。ネタニヤフが21世紀版の【モーゼ】に成り切った心算でいることをご承知下さい。

ネタニヤフが自分で造った【私は新たなモーゼ】妄想と言う嘘を自分で信じ込んでいるから、この男の考えは変わらないし変えたくない。変えるのはイスラエル国民が国政選挙でネタニヤフを引き下ろすことだけだ。


ネタニヤフが【考えは変わらない】と指摘する理由は、もしも停戦・終戦に同意なら、今度はネタニヤフがイスラエル国内はもちろん世界から戦争犯罪人として追われる身になるからだ。

昨12月のネタニヤフの支持率が15%に落ちた報道が。このままで止めたら自分の考え【21世紀版新たなモーゼのネタニヤフ】と言う大きな妄想の夢が瓦解してしまう。


どんなにユダヤ民族やユダヤ教と言えど一枚岩ではなく、考え方は人それぞれで世界各国も同じこと。

それを、3,100年前の"神話"を現代に持ち込み民族統合を図るなんてネタニアフの感性度合いが過ぎている。


ユダヤ民族も結局は正体が何処も一緒で宗教と民族を第一義にするが、実は民の心得は世界どこでも同じく【世俗主義】が民情で在る。

ユダヤ民族も刹那的な考えが散見するからこそ、モーゼが社会の掟(=してはいけない戒め規律)で在る【モーゼの十戒】を子々孫々に遺した。ネタニアフこそはモーゼの十戒を守れっつうの!