【イエメン親イラン武装組織フーシ派に米英軍が攻撃を、英首相府は更なる攻撃は計画せずと・・・ 事態エスカレーションかは不透明】


【英国 更なる攻撃はせず】 ・・・ いえいえとんでもない、首謀は英国♪ 今回攻撃も、イギリスがアメリカに【Come on let's go!】とけしかけた♪ そして今朝、アメリカが3年振りにイエメンをテロ国と再度格付けを!

アメリカは民主党バイデン大統領の支持率が31%でトランプ前大統領の最低支持率36%を割り込んだ体たらくで、今年11月5日大統領選投開票で共和党立候補者(=トランプ氏再選濃厚雲行)に政権交代と視る。



大統領選挙活動が残り実働9カ月後を前に、詰めろと王手をかけられたバイデン大統領が共和党・党是「違法移民の元凶で在るメキシコとの国境壁3,000kmを頑固に再構築」に同調して来た、なりふり構わずに。

更に、共和党は一年前から「ウクライナ軍事支援はもう良かろうもん!」議会主張で民主党バイデン大統領を揺さ振り、議会が捻じれた下院で新たなウクライナ軍事支援金工面議決が次第に厳しくなって来た。



一方でイギリスは一年前から更に強烈に、昨12月もウクライナ支援増強を辞さないと公言しゼレンスキー大統領を感激させた。

実は、世界最新鋭武器弾薬を米国より先んじてウクライナに供与してきたのは英国です。世界に二つしかない長射程ライフル砲戦車チャレンジャーも、米国製同型戦車エイブラムスよりもお先に。



今、クリミア半島の露海軍基地がコテンパンに叩かれた原因は英国製空対地巡航ミサイル「ストームシャドゥ―(射程300km・250kg爆弾相当)」です、露軍防空システムは早期警戒体制が稚拙で感知が難しい。

もっともですが、イギリス製の世界最新鋭武器弾薬の成果を虎視するのは世界の軍隊なのです。一昨年はトルコ製ドローン空爆機が露軍戦車を叩き捲くったので武器市場で5倍の20億円に急騰した。米国軍需産業もバイデン政権の尻を叩いている、それが露空軍に存在しないF16戦闘機。



この一年余の流れを見ると、アメリカはウクライナ支援に腰を引きがちだが、イギリスは逆に西側陣営の雄としてリーダーシップを執りに来た。

なぜなのか? アメリカは内憂で内弁慶に変わりつつ在るが、イギリスはアメリカの代役を志し覇権を露わに取に来たから、新たな国是だと視る。



イギリスがEU欧州経済非関税同盟体を離脱後に、安倍晋三首相が主導して来たTPP環太平洋11カ国経済同盟体(=米国は未加入)に加盟申請して3年後の昨夏に全会一致で承認を得た。最速でも3年間要した。 

⇒ イギリスは世界核5大国の一つで、中露と違い最新型SLBM核潜水艦群が機能している。核5大国フランスも最新型核SLBM潜水艦を10隻も世界の何処かの海に24時間潜伏させている。その機材と能力と戦略は
中露に欠けているのが現実。




国や地域や連合体の影響力は一口に経済力の如何と言うが、その経済力の裏付けは実は強大な軍事力に在る。

それを相手に前以て十分理解させて、邪な考えを抑止させるのが真の平和外交と言います。



どんなに対話で外交を執ろうにも力の裏付けがないなら、相手から終始侮られた侭で終わるのが現実の外交で在る。

なぜなら、【外交とは強い国を相手にすること】だから。弱い国は、強い国に貢いで従属し安全保障を得て来たのが人類史です。



その点でTPPの弱点を補ってくれたのがイギリスの加盟認可でした、これで、世界の迷惑者:中國とロシアを牽制が出来ることに成った。

核の傘は何本在っても不足はない、きっとTPP創出の故安倍晋三首相も喜んで下さる ⇒ 日本が世界で【普通の国】と認知されることに。



イギリスはTPP加入と言う【2世紀振りの旧西側列強に因るアジア回帰】路線を進めている。

そのアジア太平洋の橋頭堡がアジアの雄で在る日本で在り、地域戦略がTPP活用で在る。これからの覇権先は米国の出方で在る。



即ち、アメリカと違いイギリスは将来を見据えた国益開拓指針が在り着実に駒を進めて来たが、アメリカと言ったらアフガン撤退などで内向き君(=保護貿易主義の一人よがりさん)に変わってしまった。

アメリカが内政でもたもたしている最中に、イギリスが西欧も東欧もリーダーシップを現して来た。



イギリスに在ってアメリカにないものは、確たる国家矜持で在る。

【アメリカは世界の警察官を辞めるよん♪】と世界に公言した左派の民主党オバマ政権以来、民主党が為政を執ると必ず世界で戦争が起きるが、保守派の共和党トランプ大統領の時だけが【私は唯一戦争を起こさなかった大統領で在る(2021年1月7日大統領府玄関前の回顧演説)】