明日で,アメリカ合衆国の同時多発テロから5年がたつそうです.あの時は中継で見てたので,よく覚えています(他によく覚えているのは,スペースシャトルの爆発(友人は映画と勘違いしていたといっていた)とか,日航逆噴射,日航機の墜落,大韓航空機の撃墜とか).それ以来ブッシュさんは「テロ撲滅」なんて言ってるけどテロはますます増えているような気がします.

 考え方の違う人が多いかもしれないけど,私の考えを書きます(反論があるかもしれませんが,それには答えません).

 そもそも「アメリカ合衆国」は,自分に対しては優しいが,他人に対しては「自分の考え以外は認めない」という態度をとる国だと思います.行動にもよくあらわれていて,自分と違う考え(イスラム教など)に対して,自分達が考える正義を押しつけています.たとえば世界中の国々に要求している「民主主義」は「アメリカ合衆国が考える民主主義」であって「それぞれの国々にあった民主主義」では無いような気がします.
 また,5年前の出来事についても,アメリカ合衆国は「アメリカ合衆国が考える民主主義」の実践のために,他の国に対する侵略戦争で無くなった人の数よりはるかに少ない犠牲者のために大騒ぎしています.もちろんテロという手段が決して正当化されるわけではないですが,ただ単になんの関係もない犠牲者の数だけ考えると,騒ぎすぎている気がします.
 小さな子供が投げた石が庭の木にあたったくらいの真珠湾攻撃で60年以上も「リメンバーパールハーバー」なんて叫び続けている国ですから(それをはるかに上まわる人々の命を空襲や原爆で奪ったことはすっかり忘れている,いや知ろうとしない),その石が玄関の扉に少し傷をつけたくらいの「同時多発テロ」ではこの先200年くらいは「テロを忘れない」と叫びそうです.そして,そのテロで奪われた命の数百倍,もしかしたら千倍以上の無関係な人の命を奪うまでその叫びは続くかもしれません.
 イラク戦争でのイラク人の犠牲者の数は,フセイン大統領時代の犠牲者の数を上回っているとか.また,開戦の大義名分はすべて嘘だったというニュースも載ってました.
 「テロ撲滅」を叫びながらテロを誘発しているように感じます.

 で,小泉さんですが,「テロは許さない」「民主主義を守る」などと言っています.この間,加藤さんの家が燃やされた時も,気が抜けた頃に間抜けな談話を発表してました.でも去年の国会で小泉さんのした事覚えていますか?自分の意見に背く人をすべて斬り捨てて,自分と同じ意見の人だけを政治家として採用しました(これに気付かずに投票した大馬鹿国民の力を借りましたが).このやり方は「独裁」「恐怖政治」と呼ばれるものではないでしょうか.これらは「民主主義」の敵だと多くの政治家の話の中に出てきます.自分で「独裁政治」を行いながら,他の国(人)の「独裁政治」を非難している人が総理大臣だから,「民主主義」だの「テロ撲滅」と言って世界中で戦争を作り出しているアメリカ合衆国の属国になるんだろうな.