
にほんブログ村
林森北路の飲み屋は「台湾クラブ」など台湾人の世界をまず除外して語ると そのスタイルは大きく分けて「クラブ」「スナック」「ラウンジ」と分けられ 日本には見られない「厳格な違い」が存在。
「クラブ」:まず日本と違い高級だからクラブと言うわけではなく 台湾の「クラブ」というのは「お持ち帰りが可能な店」と言う意味。
「スナック」:日本と同様接客女性の躾がなされている店、相当品のないママでない限り お持ち帰りなど存在しない。日本でいうならスナックよりクラブに近い存在。
「ラウンジ」:基本的に正規従業員による接客は少なく バイトの子が多く 店が広いのが特徴。
台湾のクラブの半数は店の歴史が長く はっきり言って40~50を超えたババアの店が多く お持ち帰りも可能だが 飲むだけで日本語のかなり年季の入ったおばさんが相手をしてくれるので 観光客など北京語に不自由な日本人が多く利用。今の大陸の感覚で遊びたいなら 認可のない新しい店を 駐在員に紹介していくぐらいだろう。
スナックに関して人気のある店は よっぽどのことがなければ新規の客は入れず 店の入り口で観光客が値段を交渉している姿を良く見かけるが そのような客は 客が入ってなくても断る場合が多い。また台湾人を店に入れると 飲み方が基本的に違うので北京語や台湾語で入って来ても 日本語で応対で遠慮してもらうケースが多い。観光客やいちげんさんを入れる店は高齢化のかなりすすんだ店。常連さん中心の店は店の性質から若い子ばかりというわけでもない。いずれにせよ 若い子がいるのは「台湾クラブ」と呼ばれるカラオケスナック 台湾人の金の使い方が半端でないので お金を稼ぎたい若い子はここに集中。近年 台湾の所得レベルが上がり 一般的に所得や学歴が低い原住民でも林森北路で働くケースが減っており 原住民スタイルの店でさえ台湾人や外省人が民族衣装を着ている場合がある。人が集まらない=高齢化現象 と 台湾駐在員の高齢化で若い子がそれほど必要としていないという二つの要因があると思われる。したがって台湾人と林森北路へ飲みにいくと「なんでババアの店に日本人は行くのだ?」ということになる。
以上
2007/10/29(月)投稿

にほんブログ村
この投稿から10年 ショットバー、パブといえば農安街だったが 今では新規に出来る店はショットバーやパブが多い、社用族減ったしね