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馬階街を歩く【黄金週間台湾絵4-42】

馬階街を歩き 真理大学の方へ進むことに。
途中「獸醫防疫技術資料館」という看板をあげた建物が出てくる。この日は月曜 運悪く休刊日。淡水は日本統治時代畜産衛生試験場があった場所で 台湾の畜産衛生の歴史を紀年した博物館とのこと。中山路を陸橋で渡ると「多田榮吉」住居跡の日本式木造建築が修復保存待ち 以前は修復保存までの保護用の鉄骨で囲まれていなかったが 直轄市定古蹟に指定され本格的に保存活動を決定したようだ。
なんでもない日式住宅で保存の意義がどこにあるかというと 文化資産局のHPによると
淡水には 日本郵局、日本憲兵隊、淡水郡役所、武德殿などの日本統治時代の代表的建物がかなりの数あったが既に取り除かれてしまい 日本時代の建物は貴重 またこの通りには 「海關稅務司署官邸」「紅毛城」や外国人の居住地区でもありまた 水道水を淡水で最初にひいた家という意義もあり保存の理由とあった。多田栄吉は淡水の街長だったとのこと。
築1937 年 ( 昭和の 12 年 )
戦後「日産」(日本資産)として接収 畜産衛生試験場の近くということもあったのか獣医さんが30年住んだとある。所有権のトラブルがありそれがようやく解決して保存に至ったとのこと。

海關稅務司署官邸

教士會館
以上
2014/9/21(日)投稿

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