
にほんブログ村
北投の新名所「梅庭」 十一日目(2)91

公共露天浴場の入口の左隣にあるのが「梅庭」
日本時代の1930年代に建てられた地下に防空壕がある木造の日本家屋。
民間の建物だったこともあって日本時代の主が誰なのかは不明。
戦後ここに住んだのが 国父記念館にも銅像の建っている于右任。過去記事に書いたように政治家であり軍人・書家・文化人・教育家・ジャーナリストという 日本留学時代革命同盟会で孫文と知り合い1964年に台湾でなくなった人で この人が避暑に使った別荘になりこの建物の文化的価値を高めることになり2006年市定の歴史建築物となり7000万円を掛けて修復された。門にある「梅庭」は書家でもあった于右任の題字。入場は無料 常設展示物もあり。
蒋介石にしてもこの于右任も 張学良は幽閉であったが 日本留学経験者の多くは日本家屋に好んで住んだわけだが 何故なのだろうか。

以上
2012/11/21(水) 投稿

にほんブログ村