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義塚大墓公



永寧駅から10分そこそこで 義塚大墓公に着く
義塚大墓公は もともと難民萬善同歸墓と呼ばれ 土城大墓公と大墓公と俗称がある。
台湾の歴史で最大の反乱 反清復明を旗印に天地会の林爽文の乱はこのあたりでも 政府軍と戦い 戦死者が野ざらしに 清朝の乾隆帝は反乱軍の埋葬をゆるさなかったのですが 政府軍とともに戦った義勇兵がその中にいるということで 義勇兵の遺体を「黒狗糯米糰穴」に埋め、「古村義民公」として供養 その後義勇兵のことを上奏して朝廷から「義塚」の名をもらうことに。
といっても林爽文側の賊軍の兵士も混じることに
原住民の襲撃からの守護神として地域に信仰され、泉州、漳州械鬥の死者も供養されているのでなんでもありと 一方的に政治状況で死人に鞭を打つ中国の思想とは 台湾はこの点でも違うようである。
黒狗は義兵のシンボルとのことだけれど あそこのシンボルには意味があるのだろうか
大きな黒狗(黒犬)をくぐると 清朝時代の墓がある。この時代の墓石って小さいな。


以上
2015/7/27(月) 投稿

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